原晋監督の言葉から青山学院大学を箱根駅伝優勝のヒントを知る

フレッシュグリーンの奇跡は、この男にある!!

普通の会社員が青山学院大学を箱根駅伝優勝まで導いたという原晋の47の言葉に触れよう

日本国内でお正月を過ごしていると、のんびりした雰囲気の中で、誰もが見てしまうTV番組があります。それは「箱根駅伝」です。テレビ局の宣伝、煽り方もありますが、筋書きのないドラマを2日間に渡って見ている人は多いのは、驚きや感動が生まれる瞬間を目にするからでしょう。

もしくは、自分の母校が出場したり、番組内で紹介される選手やチーム、過去のエピソードが感情移入しやすいものであるのも特徴です。(他に、楽しめるコンテンツが少ない時期とも言えますが)

最近の箱根駅伝といえば、「フレッシュグリーン」旋風で3連覇を達成している青山学院大学の駅伝チームが目立っています。以前は、青学というスマートでオシャレなブランドイメージに、泥臭い駅伝競技のイメージはゼロでした。やはり、長距離ランナーの存在は、地味で、真面目で、コツコツ型の印象が強いのでしょう。

ここ数年の強さの象徴は、選手個々の能力発揮の結果ではありますが、やはり、原晋・青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督の存在を抜いては考えられません。



監督の原晋さんってどんな人?

メディアで映る原監督を見ても、現役ランナー時代のことは何も想像ができません。彼自身は、高校駅伝の名門、広島の世良高校で準優勝メンバーとして活躍後、中京大学に進学し、全日本インカレ5000mで3位入賞の成績を残しています。当然、中京大学は、関東学連選抜に含まれる大学ではないので、箱根駅伝経験はありません。

大学卒業後、陸上競技部1期生として中国電力に進むも、故障に悩み、5年目で競技生活から引退。(本人曰く、クビ!)その後、会社に残って、サラリーマンとして再スタート。電力会社勤務ですから、電力の検診や料金の集金などの業務から取り組み始めたそうです。その後、営業マンとして新商品を全社でトップセールスさせて、ビジネスマンとしての能力を開花。

突如、低迷していた青山学院愛学の監督就任を3年契約で受けるものの、3年目まで箱根駅伝出場を逃し、監督辞任のピンチに。ここから挽回した彼は、2009年に33年ぶりの箱根駅伝出場を果たし、以後、8年連続出場中。2015、2016、2017年と3年連続で箱根駅伝を制覇したこともあり、有名駅伝監督として取り上げられる機会が増えています。

このプロフィールからして、メディアが取り上げる波のある人生を送っていた方なのは想像しやすいです。そこで、原晋さんの考え方を知りたくなり、10万部を越えるベストセラーになっている『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』を読んでみました。

原晋監督の考えを『フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』からピックアップしてみる

私がしてきたことは、すべてがどうしたら強くなれるか、勝てるか、部員を育ててあげられるか、という視点で選択してきたことです。それが常識であるかどうか以前に、勝つために必要だからしてきたことなのです。「今まではこうしてきた」とか、「前例がない」というのは、考えること、工夫することを放棄した人が使う言葉だと思います。

箱根駅伝といえば、花の2区(往路で2番目に走る花形区間であり、各校の注目選手、エースが投入される見せ場の区間)が重視されます。ただ、この常識的な考え方すら、原さんにとっては意味がなく、選手の適性や、チームの戦略によっては、「花の3区」でもいいというスタンスを持っています。

スポーツもビジネスも、基本と言われるセオリーは存在します。ここを守ることに意識が集中すると、物事の変化や事実を見落とす可能性があります。常識を疑う人は、歴史上、社会を変えてきた、組織を変革してきた人たちです。当然、後ろ指を指され、批判されてきたことでしょう。成功した人の話は耳にしますが、失敗すれば、その存在すら忘れられるリスクを伴います。だからこそ、常識や前例をベースに考えてしまうのが普通の人間の感覚なのでしょう。

私も、鉄板でズレないものはわかっています。でも、そこにアレンジ、工夫をしなければ、実は劣化していく事実を理解しています。この工夫は、小さいな一歩から始まり、積み上げると、異端になっていることで、色々と言われることもあります。突き抜ける力を志向していれば、気になりません。「普通」や「常識」だけに縛られて、思考を止めてしまう方が、生きている価値が薄まると考えています。もちろん、非常識だけを推奨するのではありません。世捨て人のような存在に憧れは持っていません。

今は、人の指示を待たずに動ける、考えられる人材が伸びる時代です。

原さんが、時代を捉えている人だと感じる言葉です。やはり、指示待ち族というのは、どの組織にもいます。誰かに言われたことをこなしていけば文句は言われないという気持ちが根底にあるようです。果たして、それで、自分の人生を生きることができるのでしょうか。自分自身の頭で考えて、まずは、率先して動いてみる。失敗しても軌道修正すればいいのです。自分で考えたことを相手に伝える力。ここが重要視されています。

簡単には届かないけれど、爪先立ちになって必死に手を伸ばせば届きそうな半歩先の目標にこそ、人を動かすエネルギーが秘められているものです。

人の心に響かせるには、理屈と情熱がリアルティをもってバランスよく存在することが大切なのです。

半歩先の目標を持つことの重要性。理屈と情熱のバランス。
この辺りの言葉を表現できるあたり、原さんが普通の陸上監督でありながらも、選手のレベルに応じて、接している人なのだと理解できます。

選手が多くなれば、それだけレベルが異なり、一人一人の目標タイムも違います。エース級もいれば、チームで下層の選手もいるわけで、それぞれが頑張らなければ、チームが底上げできないと仰っています。一方で、競い合いの中から、エースが生まれてくるという事実も見ています。立派な指揮官、マネージャーなのだとわかります。

人にはそれぞれ性格があり、得意分野があります。その適性に合わせて配置することも、人材を組織の中で伸ばすためには大切です。

この言葉で思い出しました。私が、新卒の就職活動中に履歴書に書いた自分の夢や志望動機です。

「千里の馬は常に有れども伯楽は常に有らず」

いかに才能のある者も、それを認めてくれる人がいなければ、力を発揮できない。「千里の馬」は、一日に千里も走ることのできる名馬。「伯楽」は、もともと星の名で、天上で馬の世話をするのが役目であったというが、転じて馬の素養を見分ける人をいうようになった。

私は、「適材適所」こそが社会を良くする考え方だと信じています。そういう人間になりたいから、人材ビジネスの世界に身を投じたことを思い出しました。これからも、社会の「適材適所」も、社内の「適材適所」も考える人間でありたいです。

ビジネスパーソンならば、是非、組織の中で、個人とチームが成長する為には、この本を読むと気づきがあるはずです。オススメの一冊です。

<青山学院大学を箱根優勝校に成長させた原晋さんの本>

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