そのポリシーは必要ですか?!本当に正しいのだろうか?

「こだわり」は何のためか、わかっていますか?

先日、友人にちょっとしたお願いしてみました。私にしてみれば、2秒で快諾できる話だと思っていました。私も同じお願いであれば、おそらく迷わずに対応できる話です。

「すいません。私のポリシーとは合わないので勘弁してください。」

反応が意外すぎてビックリさせれました。「ポリシー」って言葉を久々に聞いたことにまず驚き、そのポリシーの内容を聞いて愕然としました。

「私は、安斎さんのように無節操にはなれません。仕事とプライベートは分けるのが筋です。ですから、お願いには協力できません。」

まず、無節操と言われたのが、残念でなりませんでした。そこまで、好き勝手で、無計画で適当にやっているような印象を相手に与えてしまったのであれば、私のブランディングというか、伝え方のミスリードです。大いに反省させられる言葉でした。

「仕事とプライベートを分ける」というのはカッコいい響きですね。私もたまに使います。ただ、使うタイミングが違うのです。プライベートなど、自分の本来やりたいことの邪魔をするのが本業の仕事ならば、辞退や遠慮をすることもある、というスタンスです。

たとえば、毎日のように同僚と飲み歩くようなことはしません。飲みニュケーションを否定はしませんが、そこには付加価値と生産性はないとわかっているからです。若い頃は、先輩や後輩と毎日飲み歩きました。楽しいようで、最後は会社や上司への愚痴を言いながら、憂さ晴らしをしているだけの日々でした。

ある日、こんなことは辞めたいい。何も楽しくないじゃないか!後味は悪いし、この飲み代は無駄でしかない。あの一体感は、逃避しているだけで、何も建設的なものを生み出していないじゃないか!と自分で決めました。

もちろん、仕事外で仲良くプライベートを楽しむことを否定しません。趣味が一緒、子供が同学年、家が近い、なんらかの理由で個人的に付き合うのは問題ありません。むしろ、楽しいことでしょう。私が言いたいのは、惰性で流された関係に、時間もお金も投下しても、最後にメリットは得られないという経験から基づく答えです。

私が、彼にお願いしたことは、そこまで信条、ポリシーを毀損するようなことだったのだろうか、と改めて考えてみました。

他の方にお願いしたら、2秒で即OKで、アクションしてくれる程度のことです。それにより相手が不利益が生じることは、まず考えられません。

そうか。自分の起こしている行動やアプローチ、もしくは、私自身が嫌いなのだろう。そんな結論に至り、まだまだ、自分が未熟な存在なのだと再認識させられました。すべての人が自分を理解してくれるなんて、驕りの気持ちでしかありません。

そこで、私が彼へ返した言葉はシンプルです。

「あなたの持つポリシーに反するようなことをお願いして申し訳ありませんでした。大変失礼しました。忘れてください。」

嫌みも恨みもありません。ただ、今後、彼との距離感は離れることだけは確実です。お互いストレスをためない道は、これがベストでしょう。

私は、自分が好きな人、応援したい人、尊敬できる人にはできるだけ、何らかの形でサポートや支援をしたいと思っています。私ができることなんて、些細なことばかりですが。私としては、特に、見返りを求めてはいません。いつか、自分が困ったり、助けて欲しい時に、応援してもらえたら嬉しいというだけの感覚です。

これを、「ギバー精神」とでも言えばいいのでしょうか。

一方で、何とかしたいという強い気持ちのもとで、助けてもらいたいと思えば、懇願して廻ります。人を紹介してもらいたかったり、アイデアを一緒に考えてほしいときには、全力で頭を下げてお願いしてまわります。恥ずかしいとは思いません。

私のスタンスやポリシーは、彼の言葉で浮き彫りになりました。

「可能な限り相手をギバーするし、必要があれば全力でお願いをする」
(お金・時間・タイミングなどの配慮は必要ですが)

そうです彼のポリシーとは、私のポリシーは相容れない存在でした。私は、自分の「こだわり」を気に入っています。世間の価値観ではなく、自分が考えて納得したものだけに、誰に何を言われても気になりません。

あなたは、ポリシーやこだわりはもっていますか?持たなくても構いません。でも、きっと何かお持ちのはず。それが正しくて、絶対に必要ならば、一切は妥協はやめましょう。自分の人生ですから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。