133回直木賞受賞作、朱川湊人の短編小説『花まんま』が、前田哲監督の強い思いがあり、主役に、鈴木亮平さんと有村架純さんを据えて、無事に映画化されました。
大阪を舞台にすると、コテコテのお笑いを差し込む要素が強くなるのに、この俳優陣であれば、安心して、心に響く作品に仕上がりました。
とても良かったです。
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この兄妹(俊樹とフミ子)って、どこかにいるような気がする
加藤兄妹(俊樹とフミ子)にリアルティを感じるのは、早くに亡くなった両親役の二人が、いかにも大阪にいそうな父ちゃんと母ちゃんっぽさが出ているから、家族として説得力が出ていました。
もちろん、4人が揃うシーンなんてほとんどなかったのですが。
このどこかにいそうな、という点がこの作品の評価を左右するのかもしれませんが。
有村架純のウェディングドレスとヴァージンロードを歩く酒向芳が良かった!
結婚式の主役は、花嫁であり、助演男優賞は、ヴァージンロードを歩く、父親であると常々思っていますが、まさに、映画「花まんま」でも、有村架純と酒向芳の二人が歩くシーンは、ものすごく印象的でした。
もちろん、有村架純さんがキレイなのは言うまでもないものの、複雑な背景を持つ人物を演じる酒向芳さんが効きすぎていて、思わず、参列している一人のような気持ちで、ウルッときてしまいました。
もちろん、兄役である、鈴木亮平の熱くて、面白いを自然と演じれる姿も良かったのですが、今、花嫁姿が似合う女優としては、有村架純がNo.1だと感じる作品でした。
生まれ変わりというか、他人の記憶がある人生って
映画「月の満ち欠け」でも、生まれ変わりの設定で演じていた、有村架純ですが、彼女の良さを活かすのは、絶対的に、フミ子のようなキャラクターを演じる方がハマっていると思いました。
正直、生まれ変わりというか、他人の記憶を引きずっている人生って、体験したことはないのでわかりませんが、複雑です。
運命の悪戯というか、奇跡とも言えるストーリーなのですが、その世界観を信じられるかどうかは、設定と役者の演技力にかかっています。
ファンタジーなのに、接点を持ってしまう関係性に説得力を持たせるのって、とても難しい物語に違いないからです。
私は、他人の記憶を持って生まれ変わりたいとは思いませんし、誰かに、私の記憶を引き渡したいとも考えていません。
子役の演技が良かったので、後半に感情移入が深まった
子役の演技が良かったのも、映画「花まんま」の素晴らしい点です。
正直言って、有名な人気子役なのかわかりませんでしたが、昭和の頃に、実際に大阪(関西)にいた子どもっぽさを感じられて、ノスタルジー感は深かったです。
彼らの冒険を伴うようなストーリーがあったからこそ、この映画全体が成立しているし、後半に向けて感情移入できたのではないでしょうか。
演技なのに、自然な子どもの姿に見ていたことにより、長い年月を観客も感じられたし、兄妹の信頼関係も、親子の絆も、しっかりと伝わったので、納得できる作品に仕上がっていました。
結婚式のシーンに吸い込まれたのは、自分も参列者な気分になれたから
映画「花まんま」のクライマックスとも言える、フミ子の結婚式のシーンですが、特別にすごい演出があるわけでもない、オーソドックスなスタイルだからこそ、自分も参列しているような気分に浸れました。
結婚式って、幸せの絶頂なんだと感じるのと、そこに集う人たちの心を動かすストーリーが横たわっていると、記憶に刻まれるものになるのだと。
それにしても、有村架純のウェディングドレスは素敵でした。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。