「コーチング」をテーマに、サードプレイス・ラボを開催!
2017年1月26日(金)19時スタートで、今年1回目、通算13回目のサードプレイス・ラボ「2018年!あなたの人生をコーチングで大きく変える方法!」として開催しました。
今回は、「コーチング」をテーマにしてみようと決めたのは、12月始めでした。
11月末の「人生100年時代の45歳から考えるワクワク人生設計」というセミナーで、新堀進さんのお話を伺ったことがきっかけでした。
[参考]【セミナー参加】人生100年時代の45歳から考えるワクワク人生設計
新堀さんの経歴を拝見すると、今まで、大活躍されてきたことがわかります。それだけに、周囲の人間として大変厳しい方なのではないだろうか、という想像が働きます。外資系企業の日本法人トップもされていたイメージは、バリバリの経営者の姿です。
ところが、お話をしてみると、こちら側をひたすら褒めてくれるのです。
「それはすごいですねー」
「知らなかったです、素晴らしい」
笑顔満面で褒めてくれると、気持ちが安らぎ、もっとお話がしたくなります。
新堀さんのコーチングを一人でも多くの方に感じて欲しい。
例えば、下記のようなターゲットをイメージしてみました。
・今後、コーチを目指されたい方
・コーチングを受けてみたい方
・職場で部下との関係を改善したい方
難問に立ち向かうビジネスパーソンにとって、コーチングの必要性が高まる時代になるのではないだろうか。
2人のコーチの対談形式で前半スタート
今回は、新堀さんと、徳本昌大さんという二人のコーチの対談形式をベースに設計しました。
私から、事前に5点の質問ネタを用意していました。
・コーチングと出会ったきっかけは何か?
・今、ビジネスパーソンや経営者がコーチングを受ける必要性は?
・ご自身がコーチングを受けて、何が大きく変わったのか?
・コーチングを行う際、具体的に何をしているのでしょうか?
・コーチになるには?(勉強・トレーニング・資格など)
この質問を軸にしながら、2人の対談は深まっていきました。
・コーチングと出会ったきっかけは何か?
新堀さんは複数の企業のトップを務める経験を積みながらも、2度ほど解雇されたという過去を語ってくれました。
「一人で答えを出せないことがあるが、経営者としては相談できる相手がいない。」
だからこそ、海外でも取り入れられているコーチが必要になると感じ、ご自身でもコーチを雇われたそうです。コーチングの魅力を感じた新堀さんは、ご自身で株式会社コーチ・トゥエンティワンの認定コーチを取得され、プロシードワンというコーチング会社を設立されました。
徳本昌大さんは、広告代理店時代に、プレゼンを行った時に、新堀さんと出会います。
プレゼン相手が、自分の良さを褒めてくれるという、初めての経験を味わいます。今までにない気持ちよさを味わったといいます。
その後、新堀さんと再度アポイントを取った際に、コーチングをされていることを知り、師事を仰ぐようになります。
新堀さん「あなたの夢は何ですか?」
徳本さん「本を書きたい」
新堀さん「できますよ!お酒を辞められるぐらいな人なら、絶対にできます!」
このような二人の関係は週1単位で続いていくなかで、徳本さん自身が大きく変わるきっかけにつながったという話でした。
実際に、その後、徳本さんは、共著で本を出版され、iphoneやSNSに強いというブランディングで注目を集められました。
・今、ビジネスパーソンや経営者がコーチングを受ける必要性は?
仕事に悩むビジネスパーソンや経営者は、その思いを、One on Oneで掘り下げていく必要があります。
コーチが良い質問を投げかけることで、自らが答えを出すという内面との対話を促すことになります。結果として、部下や上司との関係性が良くなり、顧客との付き合い方も変わります。
本来、このコーチからの質問は4つに絞られます。
◆うまくいったことは何か?
◆うまくいかなかったことは何か?
◆そこから何を学んだのか?
◆次のステップとして何をするのか?
このサイクルを繰り返すことで、セルフコーチ的な面も生まれて、常に、自分自身で考えるようになります。
エグゼクティブな立場の方も、同様です。安直な答えを誰かから得るのではなく、自分自身と向き合って考えることを支援するようなスタイルがコーチングなのだと理解できました。
・ご自身がコーチングを受けて、何が大きく変わったのか?
コーチングを受けることでお二人とも、気づきを得て、習慣化を実践し、パーソナルライフまで変わっていきます。
新堀さんは、絵を描き続けることで、自分の視野を広げられていきます。
徳本さんは、本を書くという夢に加えて、ベンチャー企業を支援する為に独立されました。
お忙しく、大変なこともあるに違いないお二人が、常に、周囲の人に笑顔で接しつつ、相手の背中を押して、ヒントや自信を与えてくれる魅力は、ご自身が変わったという自信なのかもしれません。
・コーチングを行う際、具体的に何をしているのでしょうか?
「聞く、褒める、承認する」
基本的に、この3アクションを相手に寄り添いながら実践するという話でした。
どこまでも相手の話に耳を傾けるという「傾聴」を心掛けて、相手の良いところを見つけて、褒めて、認めてあげること。
相手に向き合って、本当に話を聞いてあげること。それだけで、相手は変わるというのは、マジックなような気もします。ただ、どれだけ、私たちは、相手の話を真剣に聞いているのでしょうか。
聞いてもらえてないときの不満は強いわりに、相手の話を聞いてあげるという単純な行為すら、できていないことが多いのが現実です。
相手の良いところをとにかく褒める意識を持つことで、相手への眼差しもスタンスも変わります。結果として、相手自身も変わるのです。
・コーチになるには?(勉強・トレーニング、資格など)
コーチングは、認定資格や正式なトレーニングを受けなければなれないものではありません。もちろん、基本的な方法などを学ぶ上では、専門機関でトレーニングを受けて、認定をもらうことも一つの方法です。
結局は、コーチングをどのように活用するのかという点にあるという話でした。
・メインディッシュとして、本業としてコーチングをビジネスにする方
・サイドディッシュとして、現在の仕事などにプラスαとして生かす方
・調味料として、社員とのコミュニケーションに用いる方
いずれのアプローチにせよ、相手の良いところ、長所にフォーカスすることを忘れてはならないという話でした。
質疑応答も、参加者の熱を感じました!
今回、参加者全員が質問するまでは帰れない!という前提を作ったことで、緊張感が出るかと思いましたが、それぞれが、自分の気になる質問を投げかけられました。
ビジネスパーソンにとって、職場・顧客との関係性を高め、自分の目指すゴールに近づくために、コーチングのノウハウやアプローチは応用しながらも活用していくことが求められる時代になりました。
おそらく、ビジネスパーソンすべてにコーチングマインドが身に付けられたら、「ハラスメント」系の問題は消えてしまうのではないでしょうか。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。