小さな会社が売上1億円になるコツを指南する女性コンサルタント

「すぐに売上1億円、お約束します」

女性経営コンサルタントの活躍

経営コンサルタントが、経営難に苦しむ小さな会社に、こんなセリフを吐いていたら、どう思うだろうか。

うさん臭い、ウソつき、詐欺じゃないか。

絶対に猜疑心に襲われる。

設ける仕組み=ビジネスモデルの構築ができれば、大丈夫というコンセプトはわかるが、リアルにはどうなのだろう。

株式会社Carlity最高顧問の高井洋子さんが書いた一冊に目が止まりました。

1億円の売上というのは、大企業から見れば、些細な金額。でも、中小企業からしてみたら、雲の上の金額と考えると聞きます。

確かに、商圏が狭い地元で活躍する企業、特に小売り・サービス業などであれば、1億円の売上を上げるというのは非現実的と感じるはずです。

ストーリー仕立ての本の中で、街の電気屋、漢方・整体サロン、美容院、というモデルに対して、主人公の女性敏腕コンサルタントは、ビジネスモデルを提示して、売上を上昇カーブに乗せて行きます。

「ストックビジネス」の重要性

いくつかのビジネスモデルの中で、ストックビジネスによる継続収入を推奨する点は、納得ができました。

流行のオンラインサロンも、小額であっても、継続参加してくれるユーザーからの固定収益が得られるモデルです。毎月コツコツと積み上げることができる、ストックビジネス型は、フロービジネス型のように、毎月末に向けて追われる仕組みと異なり、安定します。

そこから先に展開する会員ビジネスの話。

確かに、本命商品のためにおとりの商品などで顧客を惹き付けるやり方は納得できます。

フロントエンドとバックエンドという言われ方もしますが、入り口を無料に近い価格設定にして、その先に高額な商品を抱えるというやり方は、顧客を囲い込み、ファンにできるという点からもメリットは大きいのはわかります。

結局、経営者が目の前のことだけでなく、戦略的にビジネスモデルを構築できるかどうかが鍵なのです。

さらに、予約系ビジネスに対して、前倒し戦略という話も、常識から考えると意外性はありまうが、顧客の来店頻度を高めるには、正解な方法です。なかなか、この点に気付くことは難しいのは、常識を踏まえて考えてしまう、私たちの思考パターンに課題が潜んでいます。

結局は、戦略が全てを決める

戦術ばかりに目が奪われやすく、どうしても、根本となる戦略、企業戦略、販売戦略などについては後回しにされがちです。

戦略を練り、確実に攻め込んでくる相手が競合にあれば、勝ち目はありません。

そういう意味で、戦略に関して素人ならば、経営者は優秀なコンサルタントを雇うというのも一つの方法なのかもしれません。

もちろん、全てのコンサルタントが良い結果に導いてくれるという保証はありませんが。

もし、中小企業の経営をされている方、もしくは、そういうご友人がいれば、この本はオススメしても良いのかもしれません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。