「子ども食堂」にサードプレイスを加味すれば、明るい未来を作るヒントが生まれる

子ども食堂は、サードプレイスと言えるのだろうか?

「子ども食堂」とは、2012年頃から始まった、貧困家庭の子どものために月に数回などの頻度で、無償か安価で食事を提供する活動です。

NPOやボランティア団体、企業が主体となり、食事や居場所作り、学習支援などまで活動している団体により様々です。

実際のところ、貧困家庭の子どもたちに限定せずに、ゆるやかな地域の拠点としての機能をもっている様子も多いと聞きます。

となると、「子ども食堂」はサードプレイスと言えるのではないかと、私は考えています。

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子ども食堂安全・安心向上委員会(湯浅誠氏代表)の調査から、現在、全国で2200ヵ所をこえる「子ども食堂」が存在することが明らかになっています。参加した子どもの数も延べ10,000人以上の規模とのことで、見過ごすことができない活動になっています。

頻度も月に1−2度でボランティアや寄付などによる運営費でまかなっており、盤石の体制とは言えません。

そもそも、「子ども食堂」が誕生した背景には、2014年1月に施行された「子どもの貧困対策法」があるとされています。子どもの将来が生まれ育った環境に左右されないようにすることを基本理念に掲げて痰ジュ押しており、教育や生活の支援、保護者の就労支援などを目的にされた政策です。

好景気と言われるのに貧困家庭が増えるという格差の問題の先に

現政権による政策で、景気が良くなっていると言われているものの、賃金への反映が行き届いていなかったり、社会のセーフティネット的な部分が弱いために、ひとり親の家庭の子ども、病気や失業をしている生活保護世帯が増えており、いわゆる貧困家庭で暮らす子どもたちが将来に渡って、厳しい状況を迎えようとしています。

私は、格差論を是正しろという政治家的な発言をしたいとは思いません。

「貧困家庭だから居場所がない」という問題を抱えているとしたら、子どもたちに何かを提供していかなければいけないと考えています。

決して、居場所作りにお金を多額に投ずる必要はないのです。

子どもたちにとって安全・安心な場として居場所があることが最優先なのです。

学校の放課後に一緒に集まって遊べる場所。休みの日に大人も交えて遊べる場所。

こういう場所がフリーで存在することが大前提です。

地域には公園という場所がありますが、今、子どもたちが楽しく遊んでいる姿を見かけない場所になっています。

危険がある、面白くない、様々な理由があると思いますが、居場所になりきれていません。

習い事や塾に通わせられるのであれば、ひとまず、貧困家庭の子どもではないので、何らかの費用のかかるけども、一時的な居場所は存在しています。

とりあえず、家の中で過ごすしかない、しかも、一人、もしくは、兄弟とだけ。

テレビか、ゲームがあればましですが、まともな食事も取れていないとしたら、幸福感はあるはずがなく、社会で得られる知識や情報からも遠ざかります。

それが、子ども自身の責任ではなく、親や周りの環境にあるとしたら、ここは回避したい課題です。

この子どもたちの未来を明るいものにするために、「子ども食堂」的な活動は、盛り上がりを見せて欲しいのですが、どうしても、人、モノ、金の要素がネックになります。

例えば、人は、地域の高齢者で良いと思うのです。高齢者がイキイキと生きるためには、自分の人生の役割が必要です。独居老人として寂しく過ごすくらいならば、子どもたちと一緒に過ごすことは刺激になり、子どもたちにとっても世代の大きくことなる存在は知恵と知識につながるのでWin-Winな関係性になりえます。

また、フリーランスや自由業に近い形で働く人たちも関わることもOKとします。毎日、通わなくても、たまに顔を出していくには、サラリーマンよりも融通が尽きやすい点で、協力を得られるかもしれません。

モノは、シェアリングサービスを活用して、民泊施設の日中時間帯活用ということで足りるのではないでしょうか。遊休地を遊ばせないという発想を捉えれば、他にも有効活用できる場所は確保できます。それ以外でモノが足りなければ、リサイクル・リユース品の確保を促せば、最低限のモノは確保できます。

最大の課題は金です。ここに、現在、企業の内部留保している資産の一部を投下することで税制優遇処置をすることで、エンジェルの役割を果たせれば、人材や未来への社会的価値のある投資として考えられます。

「子ども食堂」的な場所で何をすればいいのか?

「子ども食堂」的な場所で、食事と遊び、少しの学習、それ以外、何をすればいいのでしょうか?

私は、未来を描く話をして、絵を描いたり、勝手なプロジェクトを立ち上げてもらえたら面白いと考えています。

10年後、20年後、自分たちが大人になった未来がどうなっているのか。その時、どうなっていて欲しいのか。

子どもたちの妄想アイデアをベンチャー起業家などがヒアリングし、何らかのサンプル的なモデルを用意してみます。

直接、ビジネスにはなりませんが、未来を作ることを大人や他人任せにせず、みずから切り開くという思考が身に付けば、貧困家庭に育っている子どもたちであっても、発想に柔軟性が広がり、明るい未来へ向けての意欲が湧くのではないでしょうか。

もちろん、一緒に遊ぶようなスタンスでワークショップ的なスタイルがベストなので、コーディネーター的な人物の育成は必要になります。

さらに、このような場所には、サードプレイスともいえる居場所を楽しくプロデュースできるコミュニティマネージャーも含めた人材も加わることで成功するモデルが完成するはずです。

これらの活動は、本業の仕事とは切り分けるので、家庭でも職場でもない、大人たちの第3の居場所であるサードプレイスの一貫の活動として加えられる大人たちが増える社会に変えなければいけません。

未来を作るサードプレイスの役割について考えてみました。

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