マーケティングオートメーションは簡単なツールではない!

マーケティングオートメーションへの過剰な期待は正しくない!

相手が人間だと自動化できないという事実を忘れているので、私は、マーケティングオートメーションへの過剰な期待には懐疑的に考えています。

世間では、マーケティングオートメーション(MA)に関する熱が高まっています。

顧客を獲得・開拓を仕組み化できるという点に注目が高まっています。

この顧客獲得・開拓を仕組みとするためには、母集団を作り、この母集団から計画的に顧客を作り出すことを指しています。

リードというDB作りが大切であり、様々な接点のデータを統合することを求めています。

「リードジェネレーション」、「リードナーチャリング」という流行りのフレーズが出てきます。

素晴らしいマーケティングの自動化として賞賛するのは、普通の感覚。

いや、ここに大きな問題があると私は考えます。

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もし、異性にモテる方法をマーケティングオートメーションしたら

自分が異性にモテモテになるというプロジェクトを個人で立ち上げたとします。

とにかく、モテモテになるためには、異性というカテゴリーの対象であれば、年齢、ルックス、人柄などを絞り込まずに、とにかく多くの相手にアプローチをするための候補者リストを作ります。(節操がない話ですが)

相手の個人情報を細かく集めることで、相手へのアプローチポイントが見つかります。

買い物に誘う相手、映画に一緒に行く相手、食事を楽しめる相手、と相手と自分の接点で最適なパートナーを見つけに行きます。

さあ、モテモテから付き合える相手を・・・。

どこか変な感じがしませんでしたか?

相手は状況によって、気分次第で変わるのです。

人間は完全固定し続ける存在ではなく、その時の気分や状況で、フレキシブルに(適当に)変化するのです。

結局、何をオートメーション(自動化)すればいいのかが、不明確なのです。

もう一つ、元々のデータが正しいのかという前提問題がある

もう一つ、マーケティングオートメーションを成功を妨げているのは、元々のデータの正確性が欠けているからではないでしょうか。

公的機関、例えば、年金に関する個人情報やデータの問題を思い出してみてください。

不正確だったり、情報が欠落したままであれば、オートメーションができません。

セールスフォース(SFA)を営業に活用として、名刺管理を徹底しようとしています。

名刺の肩書き、部署は、一定期間で変わります。退職してしまえば、存在が消えます。

リアルタイムで正確なデータを保持することは、本当に難しい。

完璧なマーケティングオートメーションという考えには無理があります。

ある程度、顧客に合わせて、アプローチを多角的にできる方法がマーケティングオートメーションと捉えれば満足感は高まります。

このツールを使いこなせる人材の育成のハードルが高い状態であり、これをAIに任せるには元データがファジー過ぎるのです。

今のままで、マーケティングオートメーションでビジネスを大成功させるという未来図は描くことには懐疑的にならざるえません。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。