イブニングワークの価値を高めたら、みんなが幸せになれるかもしれない

イブニングワーク論

1億総活躍社会を実現するには、何が必要なのでしょうか。

今、女性、特に、育児中ママの職場復帰への風が吹き続けています。

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結果として、何が起きているのか。

当然、子供を抱えている以上、時短勤務が主流になります。

では、どの時間を短縮するのかといえば、当然ながら、午前中よりも、夕方になります。

保育園などの施設に預けて、迎えにいくことを考えると、16時ぐらいまでの勤務が現実的なラインです。

では、職場はどうなのか。夕方から忙しくなる場面も多いでしょう。

フルタイムで働いて疲れてきた時間帯に、人手が足りなくなる。結果として、フルタイム労働者と時短勤務ワークをする方の間に、すれ違いが生まれてギクシャクする。

なんとも不幸な話です。

この差を埋めていく為には、私は、「イブニングワーカー」を増やす策が必要だと思います。16時〜19時をコアタイムとして働くスタイルです。
(イメージとしては看護師の準夜勤の短縮版に近いスタイルでしょう)

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これにより、時短勤務者の業務の穴埋めと残業過多になりがちなフルタイムワーカーの業務量を巻き取ることができれば、働き手の幸福度が増すと考えます。

ターゲットは、ずばり、高齢者、もしくは、学生、外国人留学生、などを想定しています。

今でも、外食産業、小売りで活躍している層ではありますが、本来は、オフィスワークをしたいという人も多いはず。

企業内に出勤する形態と、在宅で業務をカバーできる仕組みが出来上がれば、地方で仕事が見つからずに悩む専業主婦であっても、働くことができます。

また、この「イブニングワーカー」の労働単価を生産性が高い存在として、支払う時給単価を大幅にアップさせてみましょう。

今まで、このターゲットは、お手伝いさんの役回りなので、安い時間単価しか設定されていませんでした。価値が高いと認めて、時給を上げれば、働き手は確保できます。

高校生、大学生が働く経験を積む上で、貴重な実務インターンができます。

問題は労務管理をする監督者の負担と煩雑さです。この部分が解決できれば、オールハッピーに繋がる可能性があります。

では、管理職の立場の皆さんは、シェスタ(仮眠)でも取り入れましょう。

昼休憩以外に1−2時間程度の仮眠休憩を取らせる。

どうせ、眠くて生産性のない会議などに時間を使うぐらいならば、いっそのこと、休憩をしてもらいましょう。

公然と映画館で楽しんできてもいいと思います。(緊急事態には仕事に戻る必要はありますが)

ビジネスパーソンならば、自分自身の働き方へのこだわりだけでなく、多様性のある働き方を認めることの価値を理解しようとしてますか?

先日、某大手広告代理店の新入社員の過労死認定がニュースになりました。

本当に、あそこまで働く必要が本当にあったのでしょうか。

ギブアップして、早めに離職を勧める周りの人間がいなかったとしたら、切ないものを感じます。

世間では働きたいのに、働けずに苦しんでいる人がいるはずなのに。

一方で、サービス残業が横行する社会で、同一労働同一賃金が実現できるのでしょうか。

残業の概念を消すこと=善ではありません。

働き方を工夫して、新しく作り出すこと=Happyと捉えられる世の中に変えていきたいと、私は思います。



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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。