「ハロウィン」って仮装で見た目を変えるだけであって、行動を暴走させてはいけない

ハロウィンは仮装のハードルを下げた価値と秋のビジネス商戦以外に価値がある?

ハロウィンの風景は日本に定着しました

10月31日がハロウィンとして定着したのは、東京ディズニーランドのイベントに注目が集まってからと言われています。(1990年台後半)

各地でハロウィンのイベント開催が増え、食品メーカーも商戦に加わり、SNSの影響で爆発的に人気のあるイベントに変貌している。

クリスマスには勝てないものの、バレンタインデーを押し抜くパワーがあるのは、ビジュアルとして「仮装」(コスプレ的)を楽しむ文化に抵抗感がなくなったのも大きい。

衣装や小物を売るショップ、お菓子の限定モノなどで盛り上がる、秋のビジネスとして商戦のチャンスというのはわかるものの、果たして、この「仮装」イベントはどの程度、認知と評価されているのでしょうか。

「仮装」と「変装」の違いとは

この「仮装」とは、本来の属性・立場とは違う服装をするものという意味合いであり、衣服や装身具、コスチュームなどを身につけている。ゲームやアニメのキャラクターになりきるコスプレ文化とも相まって、「仮装」をすることで日頃の自分と違うことを楽しむようになっている。

一方、「変装」といえば、他人にバレないようにする行為で、明らかに人に見せたくないという意図があります。イメージとしては、探偵やスパイ、芸能人のお忍び行動を考えればわかります。

結局、「仮装」でも「変装」であっても、本来の自分と違う姿になることで、普通ではない自分を演じることができるので変身願望を叶えることができます。今の日本は、「変装」よりも「仮装」を楽しめる人が増えました。

ハロウィンの季節になると、仮装をしている人が増えているだけに、違和感がなくなっていると感じます。(似合う、似合わないは別問題ですが)

仮装からテンションをあげて行動が暴走すると他人には迷惑行為

ハロウィンについて、まだ、賛否が分かれているようです。

「仮装」を楽しめるタイプと小物で部屋を飾ることが好きなタイプの人にはワクワクするイベントなのは間違いありません。

このハロウィンのイベントを嫌う人は、暴走する仮装の人たちの姿を嫌っていることが大きな要因です。

例えば、スポーツイベントなどでは、会場にゴミを残さないようにして変える観客な日本人なのに、ハロウィンになると街を汚してしまう暴徒に変わってしまうのが不思議です。

いつもの自分とは違うということを履き違えて、お酒が入り、テンションが上がると、本人や仲間内を越えて、一般の人にまで迷惑をかける存在になります。

囲われた場所の中だけで、仮装・コスプレならば誰にも不快な思いをさせません。

見た目の話だけならば、誰もがスルーできる話なのに、行為が逸脱すると不満が出てきます。

そもそも、ハロウィンのイベントの意味を理解することなく、お祭り騒ぎをしてしまう。しかも、ブレーキを効かせる存在がないという点が問題なのです。

町のお祭りであれば、年長者が規律を保ちながら、一定のラインで締めることで、若者が勝手な振る舞いをすることは抑止できますが、ハロウィンの場合、自由すぎる点が楽しみでもあり、トラブルの元にもなるということがポイントだと思います。

節度を守りながら、ハロウィンのイベントも楽しみましょう!

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。