肩の力が抜けてるエッセイ本は苦手ですが、椎名誠の『地球の裏のマヨネーズ』を読みました

椎名誠の世界って、なんとなく縁遠いと感じていた。

エッセイストって浮世離れてしているような感覚があったから。

たまたま、手に入れた彼のエッセイを読んでみた。

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椎名誠の世界を旅しながらエッセイを書くという生き方

椎名誠という名前も聞いたことはありますよね?

私もエッセイストという彼の存在を知っていましたが、雑誌のコラムみたいなもの以外は気合いを入れて読んでみることはありませんでした。

色々な本を読んでいる私ですが、エッセイというジャンルは得意ではありません。

自己啓発本でも、ビジネス書でもなく、小説でもない、力の抜けたエッセイというジャンル。

あえて読もうとは思いません。

もし、自分が長期入院費でもしたら、気楽にのんびりと読むには最適なのかもしれません。

今回、椎名誠さんの『地球の裏のマヨネーズ』を図書館のリサイクル本として手元にキープして1年以上、読み始めることはありませんでした。

他に読みたい本が目の前に溜まっていると、この本は、必然的に後回しになります。

『地球の裏のマヨネーズ』読後の正直な感想

自然体に生きるエッセイストたち。どこか雑記ブロガーのような印象もあるのですが、嫌いな存在ではありません。

今回、この一冊を読んで見て、国内、海外を旅しながら、自分が触れたこと、目にしたもの、感じたことを言葉にするという生き方は、実に自然体で楽しそうな印象が残ります。

本人は仕事の取材も含めた活動なのでしょうから、リアルには大変なのかもしれません。

あちこち旅をしながら、その体験を言葉でつづっていくスタイルは、自然で楽しそうに感じました。

ただ、知らない世界をイメージできて、自分の日常とのギャップを感じます。

何か強烈なメッセージも意図もないのかもしれない、読者として楽しめればいい。

シンクロする部分は感情移入ができるものの、それ以外は、文字を目が追っていくだけ。

最近、疲れていた私には、この1冊は、深く考えすぎたり、知りたいことに夢中になることなく、ただ、読み潰せました。

今、手にとって読んだのは、読み流せる気楽な本を味わいたいという潜在的なニーズがあったからかもしれません。

たまには、自分とは異質、苦手意識がある分野に触れてみることも必要ですね。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。