歯磨きの習慣って当たり前だけど、ちゃんと磨けてますか?

歯磨きと虫歯の関係への疑問から

「なぜ、歯を磨かなくちゃいけないの?」

食後、実に不愉快そうな顔をして、子供から質問を受けました。

「歯を磨かないと虫歯になって、美味しくものが食べられなくなるよ。」

という普通の回答をした私。

そもそも、歯磨きは虫歯にならないためだけにやるのだろうか。

なぜ、歯磨きが必要なのだろう?

野生動物は歯磨きをしていないのに。



歯磨き(オーラルケア)の歴史

歯磨きの歴史は、紀元前3000年頃、メソポタミア文明のシュメール人の遺跡から、黄金の楊枝が発見されているのが、人類最古と言われているそうです。

古代インドの医学「アーユルヴェーダー」によれば、口腔洗浄、歯ブラシ、歯みがき、歯石除去についての処方が書かれていおり、歯ブラシは「虫食いのない木の枝(ニーム)」を使うように勧めているのです。

人類と歯磨きって、ものすごい長い歴史があるのですね。

やはり、歯がなくなると、食事ができないのは、野生動物も古代の人間も一緒だったことが伺えます。

日本では6世紀の仏教伝来とともに「歯木」が伝えられ、歯や舌を清掃するようになったと言われています。

現在のような形の歯ブラシはいつ誕生したのでしょうか?

日本では江戸時代に小枝の先端を煮て鉄鎚で叩き、木綿針の櫛ですいて木の繊維を柔らかい房状にした「房楊枝」が使われました。

明治になり、西洋歯ブラシが流入されます。これまた、文明開化の一部だったのでしょう。

日本で歯ブラシの製造が始まったのは、1890年の大阪盛業会社が「歯刷子(はぶらし)」という名称で発売したことがきっかけになった様子。

当初の歯ブラシは、クジラのヒゲの柄に馬毛を植えたものだったそうですが、セルロイド製が普及して、大正末期には、豚毛が使われていたそうです。

戦後、歯ブラシは機械で製造されて、樹脂の柄とナイロン毛という現代のスタイルになり、ブラッシング方法や歯の形状に合わせた商品が生み出されていきます。

電動歯ブラシって便利だけど使ってる?

ヨーロッパで1960年頃開発されたのが「電動歯ブラシ」です。障がい者、お年寄り、病人向けに開発されて、アメリカでも普及が広がり、オーラルケアへの意識向上とともに広がっていきました。

日本は、だいぶ遅れて、1990年代に入り、歯ブラシ・歯磨きだけではない日常のケアとして、電動歯ブラシが浸透してきました

個人的には、電動歯ブラシは気分転換用として、たまにしか使えません。

便利なのは間違いないのですが、自分でブラッシングする感覚を大切にしたいので。



私は、日常の歯磨きと日頃のケアを意識してます!

歯間ブラシとか、ツールが増えていますが、私はオーソドックな歯ブラシと少量の歯磨き粉のセットです。

かっこよく言えば、オーラルケアを意識して、歯と歯茎、口内を綺麗に保つために丁寧に磨く時間を1日1回は確保します。

3食後、全てに丁寧に磨くことは時間的に厳しいと思っているので、ライトな磨き方と丁寧な磨き方に分けています。

丁寧な時は、自らの歯の形状を意識します。

歯の外側、内側、歯間、歯茎との境目など、丁寧に磨き残さないように、ゆっくりと磨きます。時間としては、5分以上、10分未満です。どちらかというと「ながら磨き」なので、100%集中して磨いているわけではありませn。

やはり、歯を失うことで、食事も美味しく食べられませんし、全身の健康を保つ上でも歯磨きは欠かせません。

一部、歯を磨くな!という本が出ていましたが、私個人は、その主張には乗りません。

もちろん、定期的に歯科医によるチェックをしてもらい、磨き方の癖を直したり、歯の周辺のコンディションも見てもらっています。

芸能人ではなくても歯は命なんだと思っています。

あなたは歯磨きを大切にしていますか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。