あなたも「複業」(パラレルワーカー)時代に生きてるよ!

パラレルワーカー/やりたいこと 「複業」で追求

土日は農家として働き、月曜は、システム開発会社の営業担当。火曜から金曜はソフト会社で企画担当として働く。中村龍太さん(51歳)の働き方です。3つの名刺を持って、全国を飛び回り、相手によって、違う名刺を出して商談できる。

image
仕事三つかけもち「複業」 これが私の働き方 (朝日新聞デジタルSELECT) 朝日新聞社

やりたいことをやり、楽しく仕事をしたいから、パラレル(並列的)に働く。そんな中村さんは、「やりたいことが変われば、数年後には、また違う肩書きになっているかもしれません。」と語っている。

1つの企業組織に所属していも、組織横断的なプロジェクトチームに属するというケースは増えています。この中村さんの例も、別の会社で働くという観点でみると、驚きに溢れるのですが、1社の中で、プロジェクトチームに複数属していると考えると、合点がいきやすいのではないでしょうか。重要なポイントは、やりたいことを自ら選び、パラレルワークを会社に認めてもらい、評価されているということです。

先日、副業解禁として、ニュースで取り上げられていたロート製薬株式会社

ロート製薬は2016年6月14日、2月に制定した社員の兼業制度「社外チャレンジワーク」で、応募した約60人の副業を認めたと発表した。薬剤師の社員がドラッグストアで働くケースや、地ビール製造の会社を起業した人もいるという。4月以降、勤務時間外に社外での仕事を既に始めた。

 ロートは農業や再生医療など事業の多角化を進めており、外部で得た経験や人脈を社内で活用してもらうのが狙い。大手企業でこうした制度を設けるのは珍しい。

 対象者は入社3年目以降の社員で、平日の終業後や週末を利用して副業に従事する。ロートには約1500人が勤務しており、今回認めた約60人は、大阪市の本社や国内の支社などに所属している。

 ロートは6月から、社員が就業中の一部時間帯に別の部署で働く「社内ダブルジョブ」も始めている。産経ネットの記事より引用・一部情報加筆修正:日時のみ)

兼業制度という形の為、当然、会社に認めてもらったうえでの副業になる。個人が、収入を増やすという意味で副業を捉えがちで、今まで、就業規則などで縛っていた企業は多い。その点、ロート製薬は、社外の経験やリソースを本業で活かすという考え方を取り入れているのが、とても斬新です。

また、社内ダブルジョブというのも、プロジェクト単位での仕事と異なり、複数部署での就業による、社員の能力の最大化を考えていることが伺えます。

今までも、兼業、ダブルワークをしていた有名人はいます

歌手の小椋佳さんは、第一勧業銀行の支店長でありながら、歌手業を営んでいました。今よりも厳しい兼業への制約があった時代に、会社(銀行)に認めさせることは、相当難しかったであろうと想像できます。

これからの時代、働き方が1社に縛られるのではなく、複数の仕事、組織に属しながら、自分のスキルやキャリアを磨いていくスタイルは、大きく広がっていくと思います。労働人口の減少や、残業をしない働き方が定着してくれば、個人の時間管理能力によっては、パラレルワークは十分に可能なのです。

現役ビジネスパーソンをサポートしていきたいと考える、【サードプレイス】コネクターの立場として、1社の1つの仕事に全力を尽くし、成果を出していく、出世して行くという従来のサラリーマン生活の王道は否定しません。

でも、40年近く、または、それ以上、働くのであれば、自分の興味、経験次第で、領域を広げることが、個人を伸ばし、企業の成長にも繋がる可能性は見えてきます。

オーバーワーク、働き過ぎにならないという部分で、自己責任や管理能力は問われてきます。

自分の存在を閉じ込めた中で、我慢しながら、働き、生きていくのも人生。

自分の価値を浩が得ながら、イキイキと楽しく、働き、生きて行くのも人生。

働き方の選択肢を多様にするお手伝いをすることが、私の活躍フィールドだと考えています。

あわせて読みたいブログ記事
「電子書籍を出版します」と大村信夫さんに聞いたのは、数ヶ月前の出来事でした。 この数年間、大村さんの関わるコミュニティの話を聞いていたし、...
メルマガのインタビュー内容を読者だけでなく、エッセンスも広くお伝えしたい! 私が仲間と一緒にスタートさせた、仲間と一緒にワクワクしなが...
サードプレイスを実践している人、しかも生き生きとして楽しく話せる人は誰だろう。 そんな人の話をみんなで聞ける場をサードプレイス・ラボで年1...

最近、複業(パラレルワーカー)の生き方を考えてます(2018/8/4 追記)

いよいよ、複業(パレレルワーカー)が、私の身近で見かける機会が増えてきました。

単純に、名刺を複数持っているだけでなく、それぞれの事業やビジネス、活動に対して、自分の時間を一部使って、楽しんでいる生き方(働き方)を選択する人が、キラキラまばゆく見えるように感じています。

もちろん、彼らが多彩な能力を持っているのは事実です。

ただ、能力だけでなく、生産性を意識して時間管理を行い、自分でどこまでやり、どこからはアウトソーシングするのか、もしくは、手を抜くのかを決めている点にあると思います。

パラレルワーカーが全ての活動を個人で100%をやりきろうとすると、無理が生じます。

自分と他者の協業・協力というパートナーシップや役割分担を図ることで、誰もがイキイキと生きる時代にシフトしようとしている結果、働き方が改革されるのが、私の理想の生き方(働き方)です。

あなたは、複業(パラレルワーカー)として生きることをどう考えますか?

関連ブログ記事
毎日メルマガを発行しながら、複数のコミュニティマネージャーとして活躍する、朝日一恵さん 第20回のサードプレイス・ラボは、“お客様...
「複業サミット」って響きに惹かれませんか? 本も、イベントもタイトルって、自分に刺さるポイントがあると、とても気になります。 今...
今、書店でも、Amazonでも著書を入手しにくい染谷昌利さんの存在 本が売れない時代、小ロットの初版で終わってしまい、重版がかからないのが...

<“複業”本>

毎月開催【サードプレイス・ラボ】

サードプレイス・ラボでは定期的にイベントを開催しております。

★イベント情報★は >>こちら(随時更新)

ご都合が合えば、是非、ご参加いただけると嬉しいです。

関連ブログ記事

[各種SNS]サードプレイス・ラボ

サードプレイス・ラボは各種SNSで情報発信をしております。

是非、フォローやコメント、グループへの参加をお待ちしております。

[週刊]サードプレイス・メルマガ

仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ

「まぐまぐ」毎週火曜日発行 月額:800円(税別)※初月無料です!

仲間と一緒に執筆している週刊メルマガです。

メルマガの詳細は こちら をご一読ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【サードプレイス】ブログへのご意見・ご要望・ご相談、ご依頼などは下記まで

 お問い合わせはこちら

投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。