退職後に2000万円不足するから資産形成を考えて生きることを、現政権の麻生大臣が言葉にしてから2ヶ月近くが経過しました。
当時は、ヒートアップしたものの、時間の経過とともに誰もが印象が薄くなるのが日本人の情報消化&忘却力によって新しい話題に目を向けています。
あえて、このタイミングで老後資産2000万円の話を考えてみましょう
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政府関係者の発言だから2000万円不足は話題になったけど、真実ではないのだろうか
金融庁が退職後に2000万円が不足する例もあるとして若いうちから資産運用が必要と報告書をまとめたことを受け、麻生財務大臣も資産形成の重要性を強調しました。
麻生財務大臣:「100まで生きる前提で退職金って計算してみたことあるか?普通の人はないよ。そういったことを考えて、きちんとしたものを今のうちから考えておかないかんのですよ」
金融庁の報告書は平均的な高齢夫婦の場合、公的年金などでは毎月約5万円の赤字が続き、退職後の30年間で2000万円が不足するとの例を示しました。そのうえで、年金の受取額の減少などを見据えて、若いうちから積み立て、分散、長期の投資などを奨励しています。(テレビ朝日ニュースより)
久しぶりにこのニュースを振り返ってみると、大きな時代の流れの中で間違った発言ではないことがわかります。
企業年金も、従業員自らが資産運用をする401K(確定拠出型年金)の制度がスタートして20年が経過しています。掛け金や状況次第ですが、一定程度の資産を老後に向けて、自ら資産運用している方も増えています。
また、個人型の拠出型年金として、iDeCoもすでに多くの方が加入している状況です。(2015年3月末で21.3万人)
加えて、賛否両論あるものの、個人型年金で資産運用をしている方もいますので、老後に向けて少しでもお金を残そうとする人たちはすでにシフトチェンジをしています。
これらの対策に加えて、日本人の大好きな貯金と生命保険が存在しています。これらもきっちりと残しておければ、実は、2000万近い資産は構築できるのかもしれませn。
さらに、株式投資、投資信託、不動産投資、などのバリエーションを増やしてチャレンジしている人も多いので、最終的な資産形成ゴールは予測でしかありませんが、一定層の方々は用意ができているのです。
問題は貯蓄率が減っている世帯の本当の実態調査と老後の家族・健康問題
貯蓄率減少は本当なのか否か、家計の貯蓄率を複数視点で確認する(2019年時点最新版)
この情報をみる限り、家計の貯蓄率は高齢者側に関しては減少しているとは言えません。
むしろ、よく言われる若い世代・世帯に余裕がなくて、貯蓄の原資を用意できずに年齢を重ねている環境に問題があるのだと理解すべきだと思います。
ただ、若い世代には、高齢者世代にはない、時間という財産を持っています。
月々、少しでも節約をして、原資を作り、丁寧に資産運用をする方向で積み立てていけば、チャンスがあります。
ただ、車もない、家も買わない、という切り詰めた家計から見ると、収入を増やすという選択を目指すしかありません。
単純に副業をやればいいという話でもないですし、転職して収入アップを誰もが目指せるとは限りません。
自分の能力・才能を生かして、より社会に貢献して、その対価を得られているのかどうか。
まず、そこに視点を当てて、時間とともに老後に向けた資産形成を目指しましょう。
間違っても、体を壊したり、食事に困るような毎日を続けて、将来に資産を残しても、おそらく使えない状態に陥るので、無理は禁物です。
まとめ!2000万で足りる・足りないの話はわからないけども、やれることはある
実際、老後に1人あたり2000万円も自分で用意しなければならないとなると、資産を作っていくのは大変なことです。
ただ、大事なことは、何才まで生きたいのか、どんな人生の終盤をイメージするのか、何才まで働こうと思うのか、という自分のライフビジョンをどこまで持てるのかによります。
100歳までの資産プランを立てても、もしかすると、数年後に、この世を去っているかも知れないないのが、個人の不確定な寿命という存在なのですから。
ただ、正しい情報を収集しながら、日常生活に無理をかけ過ぎずに、一定割合の金額をコツコツと未来に向けて積み上げていくことは、誰にとっても不可欠です。
そんなの当たり前で、わかっている!というのであれば、実践できていますか?
適時なタイミングで、自分の資産状況と未来を見据えて、考えてリバランスをしていくのは大事なポイントなのはいうまでもありません。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。