言葉選びの中、自分が考えたと思いこんでいた言葉が、すでに世の中に広まっていたら残念な気持ちになりがち。
今回、マーケティング用語として有名なブルーオーシャン戦略とレッドオーシャンの話から、他の色のオーシャンを想像して見ました。
ズバリ、ブラックオーシャンです。
まさか、こんな意味があるなんて、私は全く知りませんでした。
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あなたがブラックオーシャンを見つければ、ニッチだけど勝てる独占市場!
ブラックオーシャンという言葉を何となくイメージして検索して見たところ、下記のような意味が書かれていました。
ブラックオーシャンとはまだ誰も手を付けていないことから競合する企業などが存在しない市場のことです。競合他社が存在しないためその市場を独占することができます。
他の企業が目を向けない真っ暗な海底から誰も気が付かなかった新しい市場を見つけ出すことからブラックオーシャンと呼ばれています。
市場規模を限定した言葉ではありませんが、大きな市場はほとんど開拓されてしまっているため、ブラックオーシャンと言うと大企業などが参入してこない比較的小さくニッチな市場を指すことが多くなります。
(ブルーオーシャンの意味とは?レッド・ピンク・ホワイト・ブラックオーシャンとの違い 社会人の教科書)
ニッチ市場で独占したら勝てるのは確実です。
ただ、うまみのあるマーケットなら他が参入してくるはず
目立たないブラックオーシャンは、気づかれていない
ブラックオーシャンは世間的に目立つことはない。
深海の市場という通り、周りを寄せ付けない要素があるので、誰もが競争・競合しようとは思わない。
規模ではなくて、小さなマーケットだからスケールで勝負する大手が参入しないのだから。
しかし、周りも知らぬ間に独占市場の強みが影響力を高めていきます。
真似されまくるのが市場の常識なのに、ブラックオーシャンのまま生き残れるには何か特別な秘訣があるのでしょうか。
商店街の古びた文房具屋の体操着販売などはブラックオーシャン
具体例を考えてみました。
商店街の古びた文房具屋、1日あたりの売り上げなどたかが知れていると思われるのに、潰れないで生き残っているのには理由があるはず。
商品の品揃えならば、ECサイトに勝てないし、価格も100円ショップなどと記そうと厳しい。
ところが、彼らには、ある特定の商品があることで勝ち抜いていると予想しています。
学校指定の体操着、上履きなどが、この地元の文房具屋でしか買えないという案内を見たことはないでしょうか。
他の店には置いていないけども、小学生本人と親が絶対に購入しなければいけない、学校指定の体操着。
これは児童の数だけは確実に売れます。成長すれば、追加で購入する必要も出てきます。
他では買えないのは、校章など指定のものが入っているから。
ネットでは買えないし、他店では売っていないとしたら、確実に、ブラックオーシャンです。
もちろん、児童の総数が減ったり、学校が統廃合されるなどの問題が起きれば、この独占市場を失うリスクは付いてまわります
ブルーオーシャンを探すよりも、ブラックオーシャンを確保した方が強い
自分の市場が、レッドオーシャンだから、ブルーオシャンで勝負する選択を考える人もいるでしょう。
ブルーオーシャンは参入者が増えた時点で、確実にレッドオーシャンに変わってしまう。
ところが、ブラックオーシャンは市場が消えてなくならない限り、独占権を味わうことができるので、一生安泰とは言えないものの、安定感があります。
ブルーオシャンに負けないぐらい、このブラックオーシャンを見つけるのは至難の技。
見つけたら、黙っておきましょうね。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。