【オンライン飲み会】に参加してわかった!良さと課題のまとめ

オンライン飲み会(食事会・お茶会)に一度は参加したことがある人って増えましたね。

コロナ禍が訪れるまでは、飲食店(喫茶店・居酒屋など)の予約をして、参加したい人が集まって、ワイワイやるというスタイルが楽しいものでした。

オンライン飲み会になったことで大きく変わったことを踏まえて現状を整理してみます。

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オンライン飲み会って、お手軽!準備も自分が用意すればいい

【オンライン飲み会】に参加してわかった!良さと課題のまとめ

オンラインで授業を受ける、会議をするというメインなものではなく、プライベートに近い利用のオンラインをどう楽しめるのか。

結局、参加者がパソコンやスマホを用意して、部屋やデスクも確保。

オンライン飲み会だと、お酒も料理も本人が準備するのがスタンダードです。

パーティー・宴会場での懇親会というスタイルより、参加者は絞った方が楽しい

オンライン飲み会であれば、参加者の場所は自由。お酒も食事も用意も自己負担。

環境さえ許せば、大人数が参加することもできます。

ただ、交流をすることを目的にすると規模はコンパクトで行った方が楽しめると思います。

オンラインなので場所を確保する必要はないし、ギリギリまで参加有無を調整しても人に迷惑をかけないというのは柔軟なメリットだと思います。

合コン的な人数の方がエンジョイできるのは、リアルな場と一緒

正直言って、オンライン飲み会は、合コン的な人数の方がエンジョイできます。

3対3程度、合計10名以下の参加者だと、お互いの話に丁寧に耳を傾けることができます。

1つのテーブルでワイワイと楽しめる飲み会スタイル。

オンラインでもコミュニケーションの基本は一緒です。(自分の顔が画面に写るのを見れるということを除けば)

具体的なオンラインの飲食イベントに参加してみた

1ヶ月程度の期間、私自身、オンラインの飲食イベントにいくつか参加してみました。

今まで飲食を伴うイベントなんて、お店で楽しむことが前提だから、ホームパーティでもない限り、家で参加するというのはイメージがありませんでした。

時代の変化に自分をフィットさせるためにも、食わず嫌いにならずに、参加を試みました。

・自宅オンラインでコミュニティランチ会

永田町グリッド(Nagatacho GRiD)の「オンライン開催 無料ランチ会」に参加してみました。

GRIDは、新たな社会を構想する人がつながり、ビジョンや活動を共有するコミュニティ。
フリーランス、スタートアップ、大企業、政治家、国、アーティスト、研究者、NPO、学生が交わり、価値観をぶつけ合い、共にムーブメントを仕掛ける。
オフィス、会議室、イベントスペース、カフェ、駐車場、屋上、GRiDのすべてが「シェア可能」だから、使い方は自由。一人作業も仲間との協働も、遊びや気分転換もあなた次第。
ここは、未来志向に生きる人たちのための場。GRiDに参加して、想像を超えた働き方を見つけよう。

本来は、スペースをシェアしてコミュニケーションを取るためのサービスを提供しているGRiDさんが、コロナ禍の影響でオンラインでのランチ会を毎日開催していることに驚きました。

ランチ会とは言っても、食事は自分で用意します。

食事をしながらオンライン参加というのは難しい部分はあるので、事前に、食事を済ませて、コーヒーを飲みながら参加してみました。

メインのプレゼン的なコンテンツがあり、後半は、グループに分かれて自由なテーブルトークの時間をセットされます。

当然、知り合いが参加していないので、完全に異業種交流会的なランチ会です。

名刺交換がないので、Facebookの個人ID(ページ)を伝えて、友達申請をし合うというスタイル

これが、ネットの交流会で初めて人と出会う時の新しいスタイルになると感じます。

・パラキャリスナック・パラキャリ酒場(リアルからオンラインへ)

パラレルキャリアというテーマで展開されていた、お酒も飲めるイベントとして、「パラキャリスナック」「パラキャリ酒場」があります。

両者ともスペースを確保して、お酒や軽いおつまみを用意して、という段取りが必要であり、ゲストを主催者がコーディネートして、ファシリテートする良さが楽しい場所を作り上げていると感じていました。

パラキャリスナックも人気イベント!

友人の大村信夫さんがスタートさせていた、「パラキャリスナック」も、コロナ禍でオンラインにシフトしました。

パラレルキャリアなサラリーマン、片付けパパ®︎、片付け部長®︎の大村さんが、禁酒をして数年になるのに、スナック型のイベントを企画されたのは、当初、びっくりしました。

ただ、昼スナックに顔を出しているという話も聞いていたので、大村さんが目指すミツバチ活動の一環だと理解しました。

セミナーなどのワークショップではなく、リラックスした状態で多くの人が触れ合える場を作り上げて、自分一人ではなく、一緒に楽しんでくれる人をゲストママ、ゲストマスターとして招待しているという設計が見事です。

さらに、ゲストの話を聞くだけでなく、REMO(WEB交流会イベント向きのツール)を使って、参加者同士を楽しませる仕組みも用意しています。

主宰するイベントを企画しながら、準備を見事にして、協力体制で展開しているので、普通のオンライン飲み会とは違ったものとして、楽しめる企画です。

「パラキャリ酒場」は人気イベントが見事にオンラインにシフト

2019年までは、パラレルキャリア研究所の代表、高村エリナさんが、月に何度も開催されてきた「パラキャリ酒場」

彼女のバイタリティとキャラクターで、楽しい場を作り、多くの人を巻き込み、メディアも注目する存在になっているのは有名です。

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2020年もさらなる活躍と、盛り上げのムーブメントになっていたパラキャリ酒場に期待感が高まっていました。

コロナ禍になって、どういうアプローチ・展開をするのだろうか、と想像していたところ、オンラインにシフトをして、見事に継続展開をされています。

若くして、多様な経験を積み上げ、人脈を広げてきたからこそ、リアルなイベントでも、オンラインのイベントでも問題なく、楽しませるエンターテイナーの力と場の面白さが、今後、インターネット環境下によって、全国に広がっていく未来が予想できます。

・「スナックトモミン」オンラインで楽しく自由に飲める

SNSで深い豊かなコミュニティ作りの繋がりを通じて、お互いが健康で深い影響力を与え合う社会を築いていくというミッションを掲げて、SNSスキル×ITセラピスト×習慣化=年齢不詳という概念で活動を展開されている、山田トモミさん

コロナ禍で、ZOOMの講座を頻繁に展開することで、ビギナーにポイントを伝える展開力の早さと、Facebookライブなども毎日実践する行動量。

ZOOM飲み会も、自分のコミュニティを中心に展開して、閉塞感のある人たちを繋げて、肩肘張らずにリラックスさせた場を提供してくれていました。

ワイワイ、ガヤガヤしながら、色々な人を集めながらのスナックトモミン。

自由で、リラックスした「家飲み」を繋げるようなスタイルこそが、オンライン飲み会の良さだと感じさせる企画でした。

・「スタイリッシュエイジング」はアットホームさをオンラインへ

2020年5月16日開催の第22回 【オンライン】スタイリッシュエイジングクラブに参加してみました。

私の主宰する「サードプレイス・ラボ」にレギュラー参加をしてくれている、渕脇毅さんの主宰する粋な大人を増やす「スタイリッシュエイジング・クラブ」の存在は気になっていました。

ただ、週末の夜の時間帯での開催であり、場所と時間、家族との兼ね合いで参加できなかったのです。

コロナ禍でオンライン開催になったことが、私にとってはラッキーでした。

愚痴ではないものの、本音が安心して会話できる雰囲気づくり。

渕脇さんのお人柄が伝わる居心地の良いオンライン飲み会でした。

参加者の一人が、お引越しをされて、遠方になっていたものの顔を出せたのも、オンラインならではの展開。

この地理的、距離の問題が解消されることが、オンライン飲み会などのイベントにとっては最大のメリットです。

「オンライン同窓会」という企画が盛り上がるというのもよくわかります。

大規模パーティはオンラインだとつまらないよ!

最後に、オンライン飲み会の参加してみた結果、良さと課題・問題点をまとめてみます。

オンライン飲み会の良さ

・無理やり参加する必要がない(お酒が飲めなくても気軽に参加OK)

・コストや準備も自己負担なので低コストで済む

・終電を気にしない、途中参加・退出も気軽

・離れた地域の人と一緒に参加できる(場所がボーダレスになる)

オンライン飲み会は、慣れてきたので、気軽に開催、参加ができます。

徐々に私の周りでも開催する方から、声をかけられるようになりました。

家着でリラックスした環境で参加できる良さがあります。

オンライン飲み会の課題や問題点

・参加環境(住居の都合)が影響する

無目的に参加すると時間の無駄かもしれない(リフレッシュやグチを吐き出すメリットはある)

・既知のメンバーだけと繰り返すと飽きる(新しいメンバーや場に参加できないと続かない)

・大人数のパーティには向かない

・美味しい料理、プロの接客サービスを望むのは無理(高級飲食店、キャバクラ・ガールズバーなどは濃厚接触ができない)

課題としては、規模やスケール、質の問題はリアルとの間に差が生まれます。

立ち飲みや安い居酒屋チェーンは、オンライン飲み会に駆逐されるかもしれません。

オンライン飲み会がライバルとなると、飲食店が食事やお酒以外の価値も提供していかないと生き残りはできないのかもしれません。(テイクアウトやコンビニだけがライバルではないという話です)

政治家のパーティや大規模な交流会的なって、ライブ配信的なものにシフトするだろうから、大会場(ホテルの宴会場など)は、今後、困っていくでしょう。

飲食が可能なイベント会場も、コストや立地だけは成り立たない時代がやってくるかもしれません。

もちろん、全てがオンライン飲み会になればいいというわけではなく、リアルな飲み会の価値が上がる、頻度が減るという未来の姿を思い描いています。

大規模パーティは楽しめなそうだから、今後は、参加することは少ないと思います。

主催者・関係者は大変な状況になりますが、生き残りをかけて新しいアイデアや知恵を持って、工夫していくしかないですね。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。