【サードプレイス】をつなぐブロガー@安斎 輝夫 です。
「勉強をしっかりやって欲しい!」という親の思いがあっても、なかなか子どもは勉強をしません。
子どもにとって、ほとんどの勉強は楽しくないし、他に好きなことを自由にやりたいし、遊びたいのだから、当たり前な話。
それでも、親が我が子に「勉強ぐせ」は身につけさせたいもの。
この点を、花まる学習会代表の高濱正伸さんが『高濱流 わが子に勉強ぐせをつける親の習慣37』でまとめてくれています。
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子どもの未来のために、ちゃんと勉強させたいのは親心
自分の子どもの未来のために、教育を充実させるために、ちゃんと勉強させたいというのは親心としては誰もが持っています。(全くないという人は、ある意味すごい人です)
だけど、子どもからすると、面白くない、つまらない、めんどくさい、遊びたい、など本能のおもむくままだと、勉強をしようとは思いません。
よほど、自覚できている子どもでない限り、親心なんて伝わらないでしょう。
やっちゃいけないことを親として誰もがやってるぞ!と気づけ
高濱先生のやったほうがいいことに驚きはないのです。
「ほら、見て見て!あれ、きれいだね」
「よし、真剣勝負だよ。絶対負けないからね」
こういう言葉を投げかけたら、子どもが勉強が好きになるのはわかります。
でも、実際は、ダラダラ叱ったり、ダメ出しをしたり、何度言ったらわかるのと怒ったり、してしまうのが普通の親。
やっちゃいけないというのは、頭の中では理解していても、簡単に切り替えるこができません。
少なくとも、この現実に気づかないと誰も変わりません。
親の立場で子どもは考えられないのは仕方ないから
親は、子どもの将来を考えて、勉強をしっかりして、進学でも、就職(未来は概念は、就社ではなく、本当の適職での活躍の意味になってほしい)でも、成功してほしいと願っています。
ただ、子どもは大人になったことは一度もありません。
当たり前の話ですが。
親の気持ちで考えるなんて想像力(忖度に近いものですが)を持てるのは、よほど精神的な意味で大人と同じ思考回路が持てない限り、うまくはいかないのです。
親だけが、子どもの経験があるわけですから、少しでも彼らの目線・考えに寄り添ってアプローチしなければいけないのです。
うまくできていない、ちゃんとやらないと感じると嫌な顔をしている
自分が子どもと向き合っていると、うまくできていないこと、ちゃんとやらないと感じることが頻繁に発生します。
絶対に嫌な顔をして子どもを見つめているはずです。(鏡を見てください!)
親が思うように子どもはやれませんし、うまくいかなくて普通のことなのです。
厳しく叱責したり、怒ったところで、子どもが親の思うとおりに勉強しようと考えるわけではないのです。
自分が子どもだった頃のことを、記憶の片隅から思い出せば、何をやらないほうが良いのか、何をやると頑張ろうと子ども本人が考えるのかは、見えてくるはずです。
楽しく勉強に取り組めるようにするのが親の努力・工夫
『高濱流 わが子に勉強ぐせをつける親の習慣37』の中では、NGなこと、やってみたほうが良いことが列挙されています。
納得して、すぐに取り組めるものがから各家庭で実践すればいいと思います。
全てを完璧にやろうとしても、負担やストレスになるのは想像できるので。
とにかく、勉強に向かう子どもが楽しいと感じたり、自ら興味を持って学ぼうと思えるようなアプローチを親が考えるのが必要です。
結果にだけ、一喜一憂せず、プロセスを一緒に楽しみながら、軌道修正をするという姿勢が何よりも大切だと、改めて、理解できる一冊でした。
◆ 「2分の1成人式」じゃない!10歳で「子離れ宣言」をしようと高濱正伸さんが語る一冊
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。