大人が「集中力」を高めたら、どれほどパフォーマンスが上がるのだろうか

集中力が高まれば、自分の能力は100%発揮できると考える方は多いはず。

子供の頃から、勉強であれ、習い事であれ、集中力を求められて、大人になれば、仕事や家事などでも、集中力が必要とされています。

実際のところ、集中力を高める方法については、さまざまありますが、難しいという印象はつきまとっているでしょう。

大人の集中力について語る、教育者、隂山英男さんの一冊の簡単なまとめをして、考察してみます。

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隂山英男さんが語る大人への「集中力」とは

「隂山メソッド」といえば、100ます計算も含めて、教育分野に一石を投じたことで有名です。

隂山英男さんといえば、子供ターゲットの教育分野のプロと思っていたら、経験を踏まえて、大人向けに「集中力」について本をまとめられていることに驚きました。

隂山さんの『陰山英男の「集中力」講座』を食い入るようによっました。

手帳と没頭時間と「ひとり会議」で集中力が高まる!

手帳を使いこなし、最優先事項を確認していき、手抜きを上手に取り入れる、などのアプローチ法は、100%同意できるものでした。

結局、スケジュールややることを管理しきらない限り、集中力なんて高めようがないのは当然の話です。

次に、没頭時間の大切さを丁寧に、わかりやすく解説しているのですが、一番気になったのは以下の一文です。

「集中力を高める」というと、どうもセットで必要だと勘違いされがちなのが「緊張」です。

集中と緊張は別物であって、むしろ、「緊張は集中の最大の敵」と断言されています。

何かに没頭するのではなく、意識的に集中しようとすると、どうしても緊張してしまうのが人間の習性だと言われると、身に覚えはないでしょうか。

スポーツであれば、なんらかの発表の場であれ、集中して行こうと意識を高めるほど、ドキドキしてしまい、上の空になって、手汗をかいたり、気持ちがそわそわしてしまうもの。

この「緊張は集中の最大の敵」は重要なポイントです。

さらに、「ひとり会議」を設定し、振り返りと長期計画を持って、40代、50代であっても、理想に向かって走る存在になれれば、集中力を高めることは可能だとしています。

最後に、集中力の阻害要因になりやすい家庭の問題から逃げずに、一緒に時間を過ごすことに配慮することで、仕事の時間もコントロールできるとする、ワーク・ライフ・バランスのアプローチも集中力にとって不可欠な要素です。

集中できないのは、色々なことが頭の中で回っているから

日常生活の中で、集中を阻害している要因は何なのかと考えてみると、目の前のことに取り組んでいる最中に、他のことが頭の中を過ぎって気になってしまい、意識が分散されます。

人間の脳は、ひっきりなしに色々なものが浮かんでは消えるため、集中しにくい動物なのかもしれません。

特に、現代人は、デジタルツールやスピード感が早まった結果、余計に脳のオーバーワークが起きやすく、目の前のことに集中できずに苦しんでいます。

結果として、マインドフルネスや瞑想などの手法を取り入れる企業や個人が増えているのです。

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100ます計算をやっていた小学校高学年の自分を思い出す

私自身、小学校高学年の時、担任の先生が「100ます計算」を取り入れていました。

足し算、引き算などをスピードよくこなす、計算の筋トレだったと記憶しています。

毎回、時間を計測して、1秒でも早く、正確にこなせるトレーニングをさせられていました。

クラスの中で競いつつも、前回までの自分を越えるために、本気で頑張ったものです。

あの時、私は、明らかに100ます計算のワークに没頭していました。

ものすごい集中力を発揮していた自信があります。

集中力は、子どもに限らず、現代人には不可欠!とにかく目の前のこと以外忘れろ

集中力は、子どもだけに求められるものではありません。

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そのためには、目の前のこと以外は忘れてしまうしかないのです。

全力で、集中をする姿勢を大人が見せられれば、子どもたちも夢中になって取り組んで、集中してくれるはずです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。