『SNSで人を集める』喜多野修次(著)を読んでSNSマーケティングを考えてみる

SNSだと簡単に集客ができる、見込客が集まる!

そんな言葉を何度目にしてきただろうか。繰り返されるということはニーズはあるものの、成功している人が少ないという事実を物語っています。

2020年9月に出版された、喜多野修次(著)『SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書』で最新の方法や考え方を吸収してみることにしました。

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SNSも人によって、好きなもの、得意なものが違います

Facebookが大好きな人、Twitterのスピード感がたまらない人、Instagramの投稿に気合いを入れる人、動画がないと伝わらないというYouTubeメインの方、LINE公式アカウントこそが最善の顧客とのつながりだと考える人。

そこまで深く考えていなくても、個人によって差が出るのがSNSの利用であり、全く使わない人もいるので、困惑している人も多いのかもしれません。

自分が得意なものをやって、メリットや満足が得られていれば、問題ないのですが、つまらないのに、無理やり人真似をしても続かなくなるのが現実です。

それぞれの特徴や使い方まで掘り下げて、解説してくれる本はありがたい存在です。

SNSをビジネスで使う人は、LINE公式アカウントで顧客とのダイレクトにつなげるべし

SNSで人を集める! やさしいSNSマーケティングの教科書』では、マーケティング的な観点から、Instagram、Twitter、YouTube、LINEの特徴と使い方、そして、組み合わせ方を解説してくれています。

それぞれのアカウントを持っていない、ゼロベースの人には難しい本ですし、マーケティングは特殊な世界だと感じる方は、「はじめに」を読んだ時点で、読むのを諦めることをおすすめします。(初心者本を読んだ方が丁寧で、わかりやすいという意味です)

結論としては、現状、LINE公式アカウントこそが、顧客との接点を自由に持てる最強の武器であり、そこに人を流れてもらうために、他のSNSを活用していくという構成には納得感しかありません。

スマホで細かいやりとりや連絡をするには、LINEが最適で、誰もが使っているSNS(電話も含めた機能も)なのは事実です。

LINEでつながれば、相手の電話番号がわからなくても、直接話せるし、情報のやり取りも個人としてコミュニケーションが取れますし、公式アカウントに登録してもらった顧客を管理することも可能なので、利便性は高いと感じますね。

もちろん、プライベートのLINEグループや、あちこちの公式アカウントをプレゼント欲しさに登録しまくると、チェックしないとでスルーされるという問題は生まれますが、一般的なユーザーとダイレクトにつながれるという点でも、LINEは秀逸なものです。

そのために、他のSNSを導線として使うというのは、考え方次第ですが、リーチを広げて、より多くの方にアピールして行くには、喜多野さんの戦略は利用価値があるものです。

全体に対しても、個別にもきめ細かく対応できるから

LINE公式アカウント以外も、広く知らしめる投稿は可能ですし、個別にめっせんんじゃーでやりとりすることもできますし、通話までカバーはしています。

ただ、きめ細かくやろうと思うと、LINE以外では無理とも言えるので、ビジネス次第ですが、大規模でないビジネスならば、LINE公式アカウントでのマーケティング・顧客との関わりはオススメできます。

一つだけ気になったのは、なぜ、Facebookを外したのか、という点です。

Facebook広告を利用する企業も多く、成果も上がっていると言われているにも関わらず、紙面の都合が、なんらかの意図があって、カットしているのかが気になりました。

メール中心時代は終わったけど、検索性は抜群だと思う

SNSって便利で、使用頻度や好き嫌いは違っても、コミュニケーションのプラットフォームになっています。

SNSが広がる前のメール中心の時代のように、文字による、文通スタイルのメール、もしくは、掲示板(今は、チャット機能に進化したWEBツールが多いですが)でした。

メル友を全国に増やしていきたいという、深く考えていない野望があった私は、友達募集をして、数が増えて行く感覚がゲームのように楽しかったのを覚えています。

メールの便利さは、検索性で、過去のやり取りとかもしっかりと把握できることでした。

また、メールは、電話よりも気楽でかつ、返事をする、しないも、こちらがボールを握っている点で使い勝手が良かったのですが、スピード感がSNSと比べて落ちてしまいました。

それこそ、今回の本に書かれていた通り、メルマガよりもLINE公式アカウントからの発信をおこうほうが、ユーザーが見てくれて行動してくれる、という意味合いでのマーケティング手法としては、圧倒的な差が生まれています。

すっかり、メールを送らなくなったし、見なくなりましたよね。

これが答えなのだと思います。

なんのためにSNSを使うのかを間違わないこと

一番大事なことは、なんのためにSNSを使うのかという基本です。

個人として情報発信をする。知り合いと交流する。新しい世界を知る。

という個人としての満足を得るために使うのも素晴らしいです。

ビジネスとしてSNSを使おうとすると、実は、とても難しいとおっしゃる方が多くなります。

簡単に顧客を集められないのは、接点として様々なSNSやチラシ、口コミなど色々なルートを設計することが大切なのです。(LINE公式アカウントに登録してもらえない、と投げていても仕方ないですから)

いずれにせよ、なんのためにSNSを使うのかということを忘れないって意識を持ちましょう!

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。