本当にマニュアルって効率化なの?定型化の先を考えてみる必要がある!

「マニュアル通りやるなんて、ダサい!つまらない!」

という意見を耳にすることってありませんか?

「マニュアルがないから、どうしていいかわからない、困る!」

という声も聞きますよね。

ここでマニュアルの価値について考えてみたいと思います。

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「マニュアル人間」なんて言われたくないけど、ないと困るかもしれない

個人の創造性が求められるような時代だけに、「マニュアル人間」なんて(死語)を言われると嫌な気持ちになるはずです。

自分はオリジナルなクリエィティブな存在でありたいと願う気持ちが強くなっているものの、失敗せず、最低限うまくやり切るには、マニュアルがないと困るという心境も持っているものです。

このアンバランスな気持ちを抱えながら、日々、仕事や生活をしていませんか?

マニュアルがないと何もできない?

そもそも、マニュアルとは何なのでしょうか。

精選版 日本国語大辞典で「マニュアル」を調べてみると、以下の通りです。

〘名〙 (manual)
① 機械・器具などの取り扱い説明書。手引き書。
② 行動や作業の定型・手順をまとめた小冊子類。
※新西洋事情(1975)〈深田祐介〉泣いてパリに馬謖を斬る「就業規則のマニュアルかなんかを隣りの部屋へ取りにゆきまして」
③ (形動) 機械ではなく、手で動かすこと。操作が手動式であること。また、そのさま。オートマチックに対していう。「マニュアル車」 〔舶来語便覧(1912)〕

取り扱い説明書、手引書はマニュアルというのはシンプルです。

問題は、② 行動や作業の定型・手順をまとめた小冊子類 のことだと思います。

仕事などを中心に、誰がやっても一定水準を保つために、定型化や手順をまとめておくことは必要です。

料理で言えば、レシピみたいなものですよね。

確かに、基本や型がわかるマニュアルがあると助かります。

大きな失敗やミスはしないし、迷うことがないですから。

では、あなたが、ご飯を食べる、眠る、歩く、などの動作に対して、マニュアルを理解してからスタートしたのでしょうか?

本能であることは間違いないので自然とできることもありますが、誰かの真似をしたり、試行錯誤をしながら、体得したことにマニュアルなんて存在しなかったのです。

つまり、ある程度、高度化したものの定型化できるものがマニュアルに向いているという話になります。

正直、マニュアルがなくてもできてしまう人がいるのも事実。

この差はどこにあるのでしょうか?

基本の型を身につけるまではマニュアルは必要。その先は、自分で工夫するしかない

どうしても、基本の型をマスターするまでは、マニュアルは必要です。

何も知らない状態で取り組むのは誰だって無理がありますから。

ただ、マニュアルに従うだけでは、均質性は保たれて、一定水準はクリアできますが、そこで停滞してしまいます。

ある意味、定型された状態のことは、今後、ますます、自動化されていくので、人間ではなく、AIやロボットに代替されるという未来予想の範疇に入ってきます。

その先に、イレギュラーな対応が発生したり、状況に応じて、アップデートしていくという部分は、既存のマニュアルではないことが求められてきます。

失敗やミスなどのリスクがあっても、最適な方法を見出すために、マニュアルにこだわりすぎないというスタンスは誰もが持たないといけないのです。

アルバイトで教わったマニュアルは常識のような非常識があった

私が、学生時代に予備校のアルバイトをしていたのですが、当時、先輩からいただいたマニュアル(そこまで形が整備されていなかったものですが)を見て、最初は必死に覚えました。

でも、途中で違和感が芽生えました。

本当に、このやり方は正しいのだろうか。

誰かのエゴがあったり、無駄があるんじゃないだろうか。

そこで、私は最低限のマニュアルを守りつつ、少しだけ自分で工夫をしてみました。

もちろん、失敗もしましたが、よりスムーズにいくケースがあったので、マニュアルのメモを書き直しました。

周りの仲間からも好評で、私の工夫がマニュアルに加わったそうです。

その後、どうなったのかは、今となっては分かりませんが。

マニュアルには完成形がない!ってことを念頭におこう

大事なことは、マニュアルは基本としての型を覚えるために必要ですが、完成形として信じ切ってはいけない部分がある、という点です。

ここは直した方がいいと思ったら、躊躇せずに、どんどん直して仕舞えばいいのです。

その上で、うまくいかなければ、元に戻したり、更なるアップデートを加えること。

個人のマニュアルでなければ、内容を変えたポイントを伝えて、共有して最新版にしておくだけで、スムーズに進むのです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。