染谷昌利さんの「文章術セミナー」で学ぶ
DMMオンラインサロン “染谷昌利の食べ過ぎ上等!ギガ盛りブログ飯”のセミナーに参加してきました。
前回 「DMMオンラインサロンのイベントに初参加&学ぶ」は、他のサロン参加メンバーのプレゼンや発表が主体でした。
今回は、染谷さん自らがオリジナルで作成した「文章術」に関するセミナーとあって、ワクワクしながら参加させていただきました。
人工知能が記事を各時代に、あなたが文章を書く意味は何ですか?
AIによる自動作成・・・ライターとして生きていくのが大変な時代
色々な仕事が、人間から人工知能に置き換わっていく流れのなかで、文章を書くというライティングすら、自動作成されてしまう時代がやってくるという切り口でスタートされました。
村上春樹クラスでない限り、生き残れない時代が来るのかもしれません。
軽い気持ちで「ライターをしてます」などと口にすることを躊躇しなければいけない環境。
もしかしたら、人間ライターが書いた文章を、AIが自動添削・校正してくれるのかもしれません。
その場合、著作権は、本当に人間に帰属するのでしょうか?
文章(ライティング)の種類について
◆おもしろい文章
◆詳しい文章
◆美しい文章
◆人の心に響かせる・伝える文章
価値のない雑記としての文章という5種目が存在し、大半のブログは、この位置に存在しているのでしょう。
この【サードプイレス】ブログも、特に面白いわけでもないですし、特化して詳しい内容を書いているわけでもありません。
また、拡張高い文章を書いているという自覚もありません。
人の心に響かせる・伝える文章の域に達することができたら、ライティングは喜びに繋がるのだと思います。
文章は3つの要素の組み合わせでクオリティが決まると定義付けされてました。
・文体
・念(思い)
内容は、オリジナルで素晴らしいものを作るのは容易ではなく、文体もしっかりと学んでいないと難しい。
要するに、念しか勝負できるカテゴリーはないと断言されたようなものです。
その念すら、他の人よりも強いものでなければ伝わらないでしょう。
「内容」と「文体」について、考えられる組み合わせは4つ
1.内容も文体もダメ・・・WEB文章の6−7割は、ここに位置づけられる
2.文体はいいが内容がダメ・・・ロジカルは良いが、中身がない。伝わらない
3.内容はいいが文体がダメ・・・表現力がない(学術論文など)
4.内容も文体もいい
だいたいは、1に該当するというのは納得できます。
2、3は、特徴があるのでわかります。
4に出会う機会が少ない以上、1が大半になっているのは間違いない事実です。
頭の表面で書いた文章は頭で良いと感じる。
心の底から出てきた文章は心に響く。
心に響く文章は「自分の」主張を述べることから始まる
主張がなく何かを説明しているだけの文章は単なる記録(レポート)
自分だけ主張があると感じていても意味がない。
主張というものは原理的に意見が分かれるもの。
自分の人生に関係あるか、影響を与えるかと感じれば主張である。
論争が巻き起こる発言は典型的な主張。
綺麗事は主張ではない変なことを言って物議を醸せというわけではない。
主張という言葉は重い。
「青少年の主張」のような無鉄砲なほどの勢いがなければ、人は、反対側の意見も慮り、主張は無難になるか、抑えてしまうもの。
尖った主張をするのは、とても怖い行為です。
圧倒的に理解されず、批判されることを招致の覚悟をもって挑める人や場面は限られています。
”ワンメッセージ・ワンアクトカム”という言葉を初めて耳にしました。
コピーライティングの鉄則は、「一つのメッセージに1つ以上の出口があってはいけない」と当たり前の話。
主張も一緒。
1つの文章には複数の主張を入れると、読み手は混乱する。
混乱した脳は常に「NO」と言う。
主張が複数あるということは内容がまとまっていないということを指し示す。
右もあれば、左もある。
賛成もできるし、反対意見もある。
どうしても、人はバランスを取ることで、極論の立ち位置から逃げようとする。
自分を守ろうとする。それは、尖ってしまうことへの恐怖感に違いない。
直感的な文章は3回捨てる
・パッと思いついたことは誰でも思いつくことで、大概ありきたいりなもの
・3つ捨てるということは、4つ以上の引き出しがなければいけない
・1つの文章にはたくさんのアイディアが必要
ただ、締切・デットラインもあるので、その範囲内でできる限り捨てる。
文章の完成度に終わりはないが、見切り発車も必要。
文章を捨てるという感覚が、今の私には、レベルが高すぎてムリがある。
まだまだ、積み上げなければいけない要素を組み合わせるのがやっとな自分には、捨てる行為は荷が重い。
おそらく、このプロセスも、トレーニングを繰り返していけば変っていく日が来るのかもしれない。
適当と妥協の狭間にあるポイントを理解して、見切り発車できるようになるのは、プロか、踏ん切りがいい人間だけと言えるだろう。
【文章の型】
外国人の得意な結論スタートの三角形型。コツコツと積み上げて語り、最後に結論を持ってくる典型的な日本人は逆三角形型。主張+論証・理由+主張・結論という分かりやすい校正を作れるダイヤモンド型。
これが進化して、小咄⇒主張⇒論証・理由⇒主張・結論と流れるようになったら、素敵な文章の型と誰もが認めてくれるようになるのでしょう。
話している内容にふさわしい「大げさ度」の言葉を選ばないと、「寒い」印象に鳴る。内容と表現の「大きさ」を考え、良い意味で裏切るように気をつける不一致だと違和感、反論を生じさせてしまう。
【念と体現】
行間からにじみ出る説得力は、書いている「人」が反映されたもの。文章には書いている人の「スケール感」が圧縮されて反映されている。
スケール感はその人の実績や行動に担保される。ペラペラな人が書けば、最終的にはペラペラな文章になる。
⇒ とにかくがんばれ
2時間のセミナーの結論が、頑張れ!なのか?!と思いつつ、笑わせながらわかりやすく、テクニック論に偏らない文章術セミナーはとても満足感が得られるものでした。
結局は、文章を書く側の頑張りがなければ、相手には何も伝わらないというスタンスは正しい。
手抜きをするのではなく、全力を出し切ることで、ようやく成長できるのだという意味として受け取りました。
当日、3日連続の夜セミナー系で疲れていました。
初日は、セミナーの運営メンバー、翌日は自分が主催する会、最後が参加する立場でのセミナー。
一番気が楽なのは、参加するお客様としてのセミナーです。
ただ、受け身ではない立ち位置を経験すると、主催者側、講師・運営側の気持ちが伝わってくるようになります。
疲れを理由にするつもりはありませんが、当日、小銭入れを会場に忘れてきました。
インプットとアウトプットを平行するのは大事ですが、オーバーフローしないように気を配らないと、脳みそが混乱してしまうリスクは残ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。