教育系YouTuber 中田敦彦の独学法を知る

教育系YouTuberの代表格といえば、オリエンタルラジオの中田敦彦さんです。

彼は、2020年12月末に吉本興業を退所して、シンガポール移住して、独自の活動を展開しています。

2019年4月にはじめた「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」はチャンネル登録者数を増やし続けています。

彼が独学勉強法を語る書籍『勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書』の中身に興味を持って食い入るように読んでみました。

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自分のやり方を公開しても簡単に真似ができない自信がある男

「武勇伝、武勇伝」というフレーズが耳に残る、若手お笑いコンビのオリエンタルラジオがデビューした頃は、テレビの力は、まだ強いものがありました。

彼らは、冠番組も持ち、露出をしまくっていた時期があるのに、ある時から、姿を消したようになり、突如、REDIO FISHという音楽ユニットになり「PERFECT HUMAN」で大ヒット。

それ以降は、オンラインサロンにYouTuberという、別世界に足を踏み入れて、活躍の場を広げてきたのが、中田敦彦という人物です。

彼は、この『勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書』を通して、自分の教育系YouTuberの勉強法を公開しています。

ここまでオープンに伝えられるのは、シンプルだけれども、誰もが簡単に真似できないという自信があるのだと思います。

ジャンルごとに学び方のポイントを語れるだけの実績がある

中田敦彦さんは、『勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書』の中で、歴史、文学、政治、経済、英語などのジャンル別の学び方のポイントを解説しています。

それぞれのジャンルの切り口もわかりますし、学んだことをどう伝えるのかという工夫を彼自身が続けていることで、大人気YouTuberの一人になっているというのは事実です。

この領域まで到達すると、お笑い芸人としてテレビに出るよりも、自分が1つのメディアとなって、自由に伝えられる強みを発揮しています。

そういう意味で、YouTuberとしての自信も垣間見れる(宣伝している)部分に嫌悪感を持つ方もいるかもしれませんが、彼が実績を上げ続けているのは誰が見ても明らかです。

中田式独学勉強法6つのルールは大事なポイント!

この本の最大のポイントは、中田式、独学勉強法6つのルールです。

「読書」の木t系を明確にする
情報収集は「1冊の本」を軸にする
本で学んだ知識を「体感」してみる
「誰かに話すこと」を前提に本を読む
「テレビ番組」を学びのツールにしない
「歴史」を軸に、その他の分野を横展開で学ぶ

彼の勉強法は「読書」だと断言しています。

中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」を見ると、1つの動画の冒頭に、参考になった(彼が学んだ)1冊が紹介されます。

しっかりと1冊を読み込み、中身を理解して、ホワイトボード1枚にまとめて、語るというスタイル。

台本(脚本)なしで、スラスラとしゃべれるという段階で、彼のエンターテイメントの世界での実力の頭の良さが伝わってきます。

ただの書評解説とは違い、中田流の解釈を交えたように見事に伝えています。(脱線している、間違っているという批判もありますが)

大事なことは、彼はインプットのためではなく、YouTubeで伝えるというアウトプットのために、本を読んでいるという点に着目すべきです。

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元々、高学歴で頭がいい男だから、というやっかみはNG

中田さんが、慶應大学経済学部出身という、高学歴で頭がいい男だから、教育系YouTuberとして活躍できているのであって、普通の人には無理だ!というやっかみはNGです。

彼自身、自分の特徴や強みを捉えて、同じ吉本所属のカジサック(お笑いコンビ キングコングの梶原雄太さん)に勧められたとはいえ、自らが調べて、具体的に行動を起こし、試行錯誤を繰り返しながら、築き上げてきた世界です。

そのために、彼は、読書のインプットをベースにしつつ、テーマやジャンルを絞り、理解したものをアウトプットする行為を動画で展開しているのです。

1つのコンテンツならば、誰でも自分の得意分野ならアウトプットすることはできるでしょう。

多彩なジャンルを展開し、世の中のニーズ(YouTubeのコメント欄などを参考)を掴みながら、継続している力は、ものすごいとしか言えません。

彼の優秀な同級生たちが全員同じことをできていないわけですから、彼の戦略・能力がハマって、勉強法として学びのインプットと、動画展開というアウトプットの二重奏が見事に成功へと導いています。

1動画30分でしっかりまとめられる一人トーク力は天才

「自分が心から届けたいと思うコンテンツを自分の好きなように届けてみたい」

彼が考えていた思いを叶えるプラットホームがYouTubeだったのは間違いありません。

1動画を30分でしっかりまとめて語れる一人トーク力は天才です。

中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」の動画を見ていれば、編集が細かくされていないことに気づくのではないでしょうか。

カットしないで、30分(大体は1時間分を2分割にしていますが)で、時間通りに終わらせる能力の高さ。

もちろん、スタッフや関係者がサポートしているのは予想できますが、コロナ禍でも、シンガポールでも動画を作り、アップしていたことを考えると、基本的には彼自身が、一人トークとしてまとめている、天才なのです。

中田敦彦から学びつつ、自分でも学べ

中田式、独学勉強法6つのルール と 「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」を参考にしながらも、自らも学んでいくという姿勢と行動は必要です

彼と同じジャンルやテーマ以外であっても、私やあなたに興味を抱くものは数多くあるはずです。(彼自身を神として崇めなくても良いのです)

切り口ややり方を参考にすれば、きっと、あなたも人に伝えるアウトプット力を身につけるために、読書のインプットを活用できる存在になれるはずです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。