人生の転機と聞いて、あなたは、ウキウキしますか、背筋が凍りますか?
この時点で、転機に対する言葉のイメージが分かれます。
誰にだって、転機はあるので、避けきれるものではないと捉えて、どう向き合って、進んでいくのか、その後、振り返ってみても後悔せずにいられるのかって見つめてみませんか?
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人生には何度も転機が訪れます。その時どうする?
どんな順風満帆な人生であったとしても、転機は訪れます。
その転機で、自らが選んだり、他者から選ばされた道が正しいのかどうかは、後からの結果論でしか答えが導けません。
転機をどう受け入れて、先に進むかで、人生が大きくドライブしていくものです。
転機に後ろ向きになってもいいことは何もない!ポジティブに捉えよう
転機と聞いて、良いことばかりを思い浮かべる人は少ないはず。
どう考えても、成功からは程遠い展開が見込まれるケースなんて、誰にだって訪れてしまう。
しかも、自分が希望もせず、流されるように転機に巻き込まれていく瞬間。
ここで、気持ちが塞ぎ込んで、後ろ向き(いわゆる「ネガティブ」)になっても仕方がない。
運命として受け入れて、その先に向かって歩いて行けるかどうかで、人生全体のマップが大きく変わっていくのは言うまでもありません。
転機なんて計画通りより予想外が多いもの
人生を自分が描いたシナリオ通りに生きるなんて、そもそもが無理な話。
転機を計画に盛り込んだライフプランなんて、踏み外すレールと変わらないので、意味がない。
予想外があって、当然なのが人生だと割り切って、転機を受け入れて、楽しい気持ちで進んでいけるかどうか。
もちろん、受け入れ難いような厳しい選択の転機も訪れます。
人生は、やはり、山あり、谷あり、という考え方は正しいのですから。
私の転機は2つの異動にあった
私にも人生で何度も転機がありました。
子ども時代もあったし、青少年時代も、大人になってからも何度も転機を味わいました。
社会人になって何度も味わった転機の中で、印象的な2つのケースを取り上げてみます。
不遇な納得できない異動
私は、30代前半で私は不遇で納得ができない異動を味わったサラリーマンです。
どの程度、不遇かといえば、自分に適していたと信じていた仕事を説明もなく取り上げられて、同じフロアの別の部署(やりたくない仕事)に異動を命じられて、2週間後には着任させられたという経験です。
会社に属している以上、人事権は自分より上の役職者にあるのは理解できますし、突然、発生するのが人事異動だとは理解しています。
あの時、遠方に飛ばされてしまう方が私は納得感があったはずです。
まさか、同じフロアで自分がやっていた誇りと自信を持っていた仕事を取り上げられるとは予想外だったし、そのまま、何かあれば頼める場所に身を置くことになったのは最悪でした。
当然、私は、自分のノウハウを闇に葬りました。
誰にも教えませんし、残しませんでした。引き継ぎという点では許されないことなのは分かっていても、個人の人間として抵抗を示しました。
原因は私にあったのは予想がつきますが、納得できる説明のなかったことは許し難いことでした。
その後、関係者がどうなっていったのかは、立場が違えば考え方も異なると思うので、敢えて言葉にはしません。
自分が社内公募で異動した
40歳になるタイミングで、私は、若い頃、一緒の部署で働いていた人から連絡をもらいました。
「うちに戻ってこない?あなたに向いてそうなポジションの社内公募が出てるよ!」
と言う天使のような連絡。
上司になる人間を知らないものの、自分が元いた部署に戻るという機会をどう受け取ればいいのか。
この転機に際しては、社内公募という武器を使えることが分かっていました。
正直、オープンでありながらも、出来レースも含まれるのは分かっていたので、段取りを踏んで、ステップを経ての異動になりました。
厳密に言えば、自分の望むポジションとは少し異なったのですが、マンネリ感を変えたい私には助け舟でした。
しかも、前回の突如の異動命令と異なり、自らの意思で動けたことへの満足感は残りました。
自分の人生を人に委ねるのは危険なので、後者の経験としての転機は恵まれていたと思います。
転機こそが人生の彩りを変える!
では、転機をどう考えればいいのか。
ある程度、人生を生きてきて、ライフグラフみたいなものを書けば、転機によって、人生が上向いたり、どん底に落ちるケースは、当たり前の出来事として発生します。
今の時代、大半のことは、自分で選択して、道を選んでいるわけで(天変地異などは除く)、転機に際して、どう考えていくのかは、答えを導くしかありません。
後になって、あの選択、転機が最悪だったと言うことのないように、納得のできる生き方を、私も、あなたも続けていきたいものですね。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。