70歳になったら、好きなものをおいしく食べて過ごしたい!

2022年に、シニアターゲットの本をヒットさせたのが、精神科医の和田秀樹さんです。

70歳の正解』や『80歳の壁』などを中心に、「70歳」「80歳」というワードをタイトルに入れた本は売れないと言われてたジンクスを破ったそうです。

もはや、高齢社会な日本なのだから、20代、30代、40代、60歳などだけの切り口よりも、シニアに向けたほうが、本を読んできた世代なのでヒットしやすいのでしょう。

それらのシリーズの中で、私が読んでみたのは「70歳の壁」を乗りこえる老けない食べ方』というベストセラーのスピンオフ的な実践の書です。

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食欲が落ちていても、食べたいものを食べればいいのが70代以降

自分の祖父母の食事をしている姿を思い出すと、食欲が落ちて、咀嚼力も落ちていたから、柔らかいものを、もぐもぐと食べていました。

固いものをかみしめている姿や、もりもり食べる光景は記憶にありません。

自分の両親も、若いころは、よく食べ、よく飲んでいたものの、健康状態を気にしてからは、食べるもの、量に気を配るようになりました。

若い頃の大好物であっても、身体に悪ければ食べないようにしているのを見ると、なんとなく悲しい気持ちになります。

70歳からは美食、好きなものを食べろ!

「70歳の壁」を乗りこえる老けない食べ方』を読み始めると、表紙裏に、下記のメッセージが書かれていて、驚きます。

70歳から美食が大切!好きなもの、おいしいものを食べて 幸せな老後を過ごしましょう。

ここまで生きられたのだから、残り何回、好きなものをおいしく食べれるのかわからないのだから、自由にすればいいという意味かと思いました。

読んでみると、和田さんの高齢者への食事のアプローチが印象的でした。

通常ならば、年を重ねて、身体に不調や病気を抱えて薬を飲む人が多いので、食事は制限されて我慢するイメージしかありません。

確かに、若いころのように、大量に食べることで満足するのではなく、少量でも味わって、おいしいものを口にするのはベストなのは当たり前。

和田さんは、想定以上に、肉も食べて、塩分も控えすぎなくて大丈夫などとおっしゃるので、医師の言葉とは思えません。

苦手やおいしくないと感じるものを無理して食べる必要などなく、自分のペースで好きなものをおいしく味わうことを前提に考えるというアプローチなのです。

ミドル層からすると、健康診断で注意されるようなポイントがOKとなっていることに、違和感が生じます。

40,50代に健康に気を使った食事をすることが条件

ここで見過ごしてはいけないのは、70代の方々(未満の方も含みます)が、このような本を読むということは、少なくとも健康で長生きできているターゲットだということです。

無意識か、意識的かは別として、40代、50代の時に、健康に気を使った食事をすることが大前提です。

この衰え始めた時期に、ある意味、健康を意識して制限やコントロールを行ったからこそ、元気に過ごせているわけでしょう。(暴飲暴食のまま、長生きする方もいますが)

不健康な状態になり、生活習慣病になってしまうリスクや、罹患後の投薬や経過観察をしっかりと行い、運動とストレスとも向き合って、過ごしていれば、70代になってまで同じペースを維持する必要はないと断言しているのです。

ここは、ミドル層には明るいようで、しんどいメッセージに感じますが、早死にしたくないのであれば、少しでも老化や衰えを鈍化させるには、この時期がすべてでしょう。

たんぱく質とビタミン、ミネラルを意識しながら、身体に悪いものを減らしてます

ミドル世代、いわゆる中高年のコアゾーンの後半の入り口に立つ私の場合、食事には気を使っている部分があります。

とにかく、身体に悪いといわれるものを減らして、少しでも質の良い食事、栄養素を身体に取り入れようとしています。

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タンパク質の摂取に重きをおき、糖質と油を減らしつつ、ビタミンやミネラルを意識して取ろうとしています。

ただ、細かいカロリー計算や、絶対に糖質オフだけ、というストレスのたまりすぎる状態を作らずに、比重を変えれるような食事習慣です。

食べる量も減らせるときは、数口分減らしています。

おいしくて食べちゃうときはありますけど、愛嬌で、暴飲暴食にならない配慮は欠かしていません。

いつまでも、おいしく味わって食事をしよう!

昔、お正月に祖父が、誰よりも、お餅をたくさん、おいしく食べている姿を思い出します。

家族や親せきが集まって、ハレの日だからこそ、楽しい気持ちで食べていたのでしょう。

あの姿を思い出すと、自分も、いくつになっても、おいしく味わって食事ができるような状態をキープできる人間でありたいと考えます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。