先生と生徒の切ない純愛を描き、累計発行部数570万部を突破した河原和音による伝説の少女コミックがついに映画化された『「先生! 、、、好きになってもいいですか?」』は、私は、映画館では恥ずかしくて見れないですが、自宅でAmazonプライムビデオなら問題なく視聴できました。
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初恋モノって、演じられるタイミングが限定で1回限りだと思う
ドラマにせよ、映画にせよ、初恋モノを演じられる女優さんは、10代後半までの1回限りの機会ですよね。
何回も、初恋が出てくるのはありえないし、甘酸っぱいような青春の香りを30代過ぎでも演じていたら痛々しい。
それだけに、どんな作品で演じられるのかって、ものすごく運命を左右するぐらい大きな節目だと思います。
広瀬すずの女性高校生役は、いつ見ても、胸キュンです
毎年、新しい女優・アイドル、モデルが世の中に出てきては、消えていく中で、飛び抜けた存在なんて限られています。
若手俳優の頃は、学園・青春モノ、特に初恋系の作品に出て、同世代から共感を得るのが普通。
と考えると、私が、この手の作品『「先生! 、、、好きになってもいいですか?」』に気持ちを揺すぶられるとしたら、大人である教師役側(生田斗真さん)に近い目線になるのでしょう。
「好きです!」という宣言ではなく「好きになってもいいですか?」という疑問形というのがミソだと感じます。
つまり、自分だけでなく、相手にしっかりと尋ねている点が絶妙なのです。
ピュアに感じる初恋の女子高生っぽさが、画面全体からも伝わってきます。
ウェディングドレス姿まで披露する文化祭ってあるのか
文化祭って、自由度は年々高まっているのは理解していますが、まさか、ウェディングドレスを着る企画までやるのか?と思うと、違和感が残ります。
ただ、これが大事なシーンへ繋がる伏線なのだから、必要性があるのはわかります。
少なくとも、男性生徒たちはこの企画を楽しくやるとは思えないですが。
青春の中で、羽目を外しても許されるタイミングだけに、のびのびした印象は残ります。
広瀬すずさん自身がウェディングドレスが似合ってるので、それ以上のコメントは不要ですね。
もちろん、このシーンが後半に、ものすごく影響しますが、ネタバレになるので、知りたい方は、映画を見るか、原作の少女コミックを読んでみてください。
教師と生徒の恋って禁断なストーリーになりがち
例えば、真田広之と桜井幸子が演じた、ドラマ「高校教師」などが象徴的ですが、禁断の恋って感じがするのが、教師と生徒の恋ですよね。
明らかに大人な教師と、まだ大人になりきっていない生徒の関係性って、本来は学ぶためのものです。
そこに、恋愛的要素が混じると、一歩間違えば、未成年者と大人の関係になるわけで、状況次第では、犯罪となりかねません。
本人たちの意思だけで全てが成り立つわけではないのですから。
とは言いつつも、学生時代から付き合っていて、高校を卒業後に教師と結婚という話は、ないわけではありません。
でも、どうしても、このパターンは禁断の恋愛のオーラが漂います。
本人の実像は知らなくても、役柄としてはハマっている!
当然ながら、広瀬すずさん本人と話したこともなければ、接点は見ているだけですが、成長されて、色々な役にチャレンジをされていますが、この作品前後の数年の作品は、彼女の良さを全面に出せる時期だったと感じます。(今がダメというわけではなく、旬という意味です)
もちろん、本人は女優という存在も、役柄も演じているわけで、日常生活までは実態は知りませんけども、少女コミックの実写として、最適な存在だったのはいうまでもありません。
もちろん、生田斗真さんが、憧れる男性教師という存在のバランスもあって成り立つ作品ですが。
青春の恋物語に触れたくなったら、映画『「先生! 、、、好きになってもいいですか?」』は、ゆっくりと見てもいい作品だと思います。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。