自分がビジネスパーソンの第一線で頑張っている方にとって、社外の先輩の体験談を聞いてみるのは参考になりますよね。
今回、管理職を30年以上経験されただけでなく、上司道という勉強会を100回以上主催されてきた、中村智昭さんをゲストにお呼びします。長年勤められた会社を退職されて、新しい挑戦を始められた中村さんが、今までどんなキャリアを描いてこられて、今後、何にチャレンジしようとされているのかを伺わせていただく機会を用意しました。
是非、参加者の方に、Will Can Must を考えてもらいながら、考えたら行動することを理解してもらえる企画です。
(2023年11月21日開催)
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アーカイブ(録画視聴)禁止!口外禁止のオンラインライブイベント!
今回、中村 智昭さんに登壇をお願いするタイミングを待ち受けていました。
長年勤められていた会社を退職されて、コーチングのビジネスにシフトされると伺っていたものの、その背景を詳しく知らなかったため、今までの中村さんのキャリアを語ってもらう場を作り、一人でも多くの、ミドル・シニアの方に参加して、参考にしてもらいたいと考えました。
「安斎さん、今回、録画禁止でお願いしたいです。」
早々に、中村さんに依頼をされて、事前に打ち合わせを行い、スライドを拝見した瞬間、この内容は形として残すのはよろしくなく、オンラインのライブ参加者のみに限定しなければいけないと確信しました。
長年のキャリアを積み重ねた中村さんだから話せたこと
中村さんが長年、ポジションや役割を変えながら、会社の中で人材育成に意識を向けて仕事に取り組まれてきたのは間違いありません。
その最たるものが「上司道勉強会」を作られたことにあると理解しています。
上司として切磋琢磨するという思いを立ち上げて、100回にものぼる勉強会を主催してきた中村さんの豊富な人脈と知恵、経験は素晴らしいものがあります。
この表向きのポジティブな話だけを聞くのであれば、おそらく、アーカイブに残しても問題なかったはずです。
「今回は、非公開な事実まで話すので、残すわけにはいかない」
なぜ、中村さんが、定年前に退職を決意されたのか、という事実が語られている内容が含まれていたので、もちろん、このブログにも内容は公開しません。
自分の信じる道を貫き通したという一点において、中村さんは素晴らしいビジネスパーソンだという点だけはお伝えできます。
中村 智昭さんのプロフィール
デザイン専門学校を中退後、アパレル企業で生産管理と工程設計に従事
イオングループの外食企業に転職し、店長、エリアマネージャー、営業部長、新規事業部長、事業部長、人事部長、営業企画部長、取締役などの役職を経験。管理職としての経験は30年以上。新規事業担当時に和食店の立ち上げを成功させ、会社の主力事業へ発展。
人材育成の重要性に気づき、現場で熱心に人材育成に取り組んでいたところ、人事部長に抜擢後、外部で人材育成や組織開発に積極的に学び、コーチングなどを導入して心理的安全性を高める組織風土改革に取り組みました。
現在、株式会社コーチビジネス研究所 取締役として エグゼクティブコーチ 研修設計・運用・講師・マーケティング・営業を担当 社外でリーダーシップを学ぶコミュニティである上司道勉強会を主宰している
【資格】
・PCC(国際コーチング連盟プロフェッショナルコーチ)
・JEAエグゼクティブコーチ
・産業カウンセラー
・日本セルフエスティーム普及協会認定ファシリテーター
コーチングの必要性と各キャリアチャレンジへの思い
上司として部下と接してきた中村さんが、自分を知るために、コーチングと出会い、自らが実践するために、資格を取得しながら、社外にも広めようとしてきた活動そのものに、セカンドキャリアやサードキャリア、シニアキャリアのヒントがあります。
現役世代のうちに、仕事に燃え尽きるのではなく、自分の興味関心、得意なことに対して掘り下げる時間とエネルギーを割くことの重要性です。
中村さんは、コーチングを知り、その価値を広めるために、自分にとっては何ができるのかを考え抜き、大手の関連企業を退職されて、コーチングビジネスに携わっています。
中村さんのキャリアがあれば、シニアのマネージメント層を求める企業に勤めることも可能性もあったと思うのですが、自らの学びと経験をより活かすためには、コーチングが良いと決めて踏み出したのです。
このチャレンジは勇気がいることであり、家族の理解も含めて、今までの取り組みと努力が認められた証拠だと言えます。
本当の自分を知るために Will Can Mustを大切に
中村さん自身が、自らの本当の自分を知るために、突き詰めたのが、WillとCan,そして、Mustの3つの軸だったと語られていました。
どうしても、転職やキャリアを考えるときに、Can「今できること」とMust「今やらなければならないこと」にだけ偏りがちなのですが、確実に、Will「今やりたいこと」への意思を無視してはいけないのです。
この「Will Can Must」はリクルート社が作ったキャリアに関する有名なフレームワークです。
特に、シニア層になればなるほど、このWillが不明瞭になると、惰性の仕事(とりあえず自分ができる仕事)にだけ向かうと、意欲も湧きません。
新社会人(就活生)や若手の頃は、実力よりもWillだけに熱量が寄っています。
周囲から見れば、まずは実績・実力をつけてから、と指摘したい気持ちを持ちつつ、最近のビジネスシーンでは、ダメ出しをすると「ハラスメント」と言われかねないので、強烈に注意されることはなくなっています。
ただ、今のシニア世代は、諸先輩から叩かれた部分を覚えていう上、自らの能力なども加味すると、Willの力が弱まりかねません。
自分を枠に収めるのではなく、Willを何歳になっても持ち続けることができるかどうかが、若さや活力の源なのです。
自らを曝け出すことで、参加者に伝えたい思いを熱くする
冷静にお話をされる中村さんですが、自らを曝け出すことによって、参加者に伝えたい思いが熱くなるのを感じました。
中村さんの今後のコーチとしての活躍を心から期待したくなる内容で締めくくられました。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。