ルールや規律を守れず、自己統制が利かない人が増えている!あなたは許せる?許せない?

最近、ルールや規律を守れずに、問題やトラブルを起こす人が増えていないだろうか。

昔ほど、この辺りはマナーなどという表現に抑えられたこともあり、厳格さは影を潜めた結果、どうなったのでしょうか。

自己判断で裁量を持った結果、自己統制が利かない人が増えてしまっていると感じます。

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マイルールを優先する人たちは仙人になるしかない

あなたの周りには、謎のマイルールを持ち出して、社会のルールや規範、規律を無視するマイルールを掲げる人は増えていませんか?

どう考えても社会生活を営む人間としてあるまじきレベルになっていても、自分らしさ、個性というオブラートに包み、自分を変える意思がない人たち。

はっきりと言おう!彼らは、山に籠って、仙人になるしかないのだ、と。

社会で生きるには守らないといけないルールや規律はある

社会で生きていくには、守らなければいけないルールや規律は最低限必要です。

もちろん、過度で厳しいものを押し付けたり、時代に合わないものは不要でしょう。

だからと言って、社会の中にある、ルールや規律・規範を無視して、自由で構わないという考え方へのシフトのしすぎな状態には不満と不安が芽生えています。

そのような場所で、そのような行為を自由な意思と判断でやって構わないのか。

神社仏閣に行って、落書き的なものを残すって、自由の履き違え以外の何者でもない。

いつから、私たちの周りでは、このようなルール違反、規律を守らない人を放置するようになてしまったのでしょう。

他人を法律以外で罰せないとしても、社会生活を送る一員として最低限は守るべきものがあるし、逸脱したものを許し続けたら、どうなるのか、想像してみてほしい。

優しく、寄り添うことで、我慢ができずに、自己統制がきかないことが許されてきたから

厳しい時代では、親や組織の上の人間からの指示や命令に対しては、絶対服従な時代が長かったのは事実。

反発するものこそ、異端で、追いやられてしまうのも仕方がないとされていました。

優しく、寄り添うことで、相手を理解しようという世の中が広がり、結果として、我慢ができずに、自己統制ができない人間を増やしたのではないでしょうか。

そういう相手を注意することすらできないって、やはり、社会としてのバランスがおかしくなっている証拠です。

遅刻や欠勤・欠席への寛大さは、日本人の劣化の始まりに過ぎない

学校や会社への遅刻、欠勤・欠席というのは、昔からありましたが、厳しい叱責や注意を受けたはずです。

なぜならば、時間を守るという当たり前のことができない相手は団体や集団の中では許されない雰囲気があったからです。

今の時代、在宅という環境(テレワーク、在宅勤務、リモートなど)が許されるようになり、全ての人が同じ場所に、同じ時間に集まるということは以前より大幅に減りました。

その結果、移動するという時間が減り、身体的な負担も軽減されたのは素晴らしいことです。

では、在宅という環境になって、遅刻や欠勤・欠席は減ったのか、というと実は減っていません。

自宅で仕事や学習ができるという気の緩みからか、朝のスタートが遅くなり、始業タイムに間に合わずに、寝ているという話を耳にします。

寝坊をして少し遅刻する、いつもの電車に乗り遅れるというレベルではなく、到着していなければいけない時間に家で寝ていたということですから、問題は深刻です。

夜中まで動画やゲームで楽しんで、目覚ましのアラームをかけ忘れたから、などと言い訳をしている方がいますが、フリーランスな状態でない限り、仕事や学校の制約には、時間というものは欠かせません。

「朝が苦手だから」「アラームの設定を忘れたから」「二度寝したから」

色々な理由を述べるそうですが、それって、ただの甘えに過ぎず、本来は移動時間すらカットしているのですから、余裕が増えて当たり前なのに、気持ちの緩みが出て止まらないのでしょう。

こういう事態に関わる周囲の人の時間を奪うことへの感覚が欠如しています。

遅刻、欠勤・欠席の連絡すらできていないので、本人の状況を確認するために、連絡を図るというアクションが必要になります。

安否確認が必要とされる時代なので当然です。(事故やトラブルの可能性だってありえますから)

たかが、遅刻や休みぐらいでうるさいと思われるかもしれませんが、普通の方であれば、事前に職場や学校へ遅れる、休むという連絡はしているものなのです。

まして、電話ボックスに並ぶ時代でもなく、スマホ一台で連絡を一本(メッセージで済ませることもできる)行えていないという点で、問題です。

以前なら、こういう行為を繰り返せば、厳罰な処置をされていました。

あっさりと、退学や解雇の処置を受ける展開もありえます。

就活で電車遅延で連絡できずに激怒りされた思い出

私が就活生だった、20世紀後半の出来事です。

その日、数社目の会社説明会に向けて、電車移動中だった私は、突然、運転停止となり、他のルートを使っても、ギリギリか、間に合わないかというタイミングになりました。

会場に、5分遅れて、汗だくな中、必死に謝罪したのですが、相手からは、このような言葉を投げかけらえれます。

「約束した時間を守れない人間を、当社は受けれいることはできません。今後とも、あなたは当社の選考に参加することを認めません。おかえりください。甘いんだよ!」

と、言われたのを忘れられません。

当時、携帯も持っていなかったので、連絡手段もなく、駅構内の電話を使って、遅刻や別日程の依頼をすれば、ここまでの言葉を投げかけられることはなかったでしょう。

最後の「甘いんだよ!」という一言は、社会人から学生への罵倒でもあるし、今の時代なら、SNSで展開されて、騒動になるかもしれません。

でも、今となっては、この言葉に感謝しています。

どんな理由があったにせよ、時間に遅れてしまったことは、迷惑をかける行為だったのですから、余裕を持つなり、連絡をしっかり行うという行為を取らなかった私の責任です。

あの激怒りした人は、今も存命中なのかは知りませんが、あの強烈な指摘・指導には、心から感謝しております。

常識だと相手を責めるつもりはないものの、価値観の多様化で誤魔化してはいけない

些細なことで、怒られると無意識すぎる人にとってみれば、通用しません。

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)と確認という作業を怠ったために、職場での作業・業務に影響を与えて、誰かの時間を奪ったり、迷惑をかける行為があります。

「相手が忙しそうだったから」「自分では正しいと思っていた」

などの言い訳をしても済まされることではないのです。

全てのことを常識だと相手を責めるのは間違いなのは当然です。

価値観の多様化の時代に押し付けはよくないのもわかっています。

それであっても、社会で生きる一人の人間として、他人や周りに迷惑をかける行為を繰り返すのであれば、除外されてしまうのは仕方ないのだと諦めてもらいたいです。

だって、ルールや規範を守っている側から見ると、関わっている時間やストレスが無駄でしかないですから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。