【映画】「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」(2011年公開)戦争を回避したかった男が開戦の責任者に!

日本の戦争映画は、未来に起こりうる現実的なものというよりも、第二次世界大戦(太平洋戦争)を振り返る前提で作られているものが多い。

ノスタルジーというべきか、日本の戦争への反省を踏まえるべきものなのか、背景として考えさせられるものがありますが、戦争をしない国と決断してるわりには、戦争モノの映画は多いと感じないでしょうか。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」は、そんな私にとって、まだ見ていない作品の1つでした。

役所広司が演じる日本軍人の姿は、説得力があるのだろうか

お知らせ

毎週火曜日発行のサードプレイス・メルマガ(まぐまぐ)月額800円(税抜)

【週刊】サードプレイス・メルマガ 登録は こちら >>

オフライン・オンラインで色々な人に会って、一緒に学べる場です。
定期参加も、スポット参加も歓迎します。

毎月開催【サードプレイス・ラボ】の詳細は こちら>>

山本五十六という人物に焦点を当てるが史実なのだろうか

真珠湾攻撃を指揮し、連合艦隊司令長官だった、山本五十六という海軍軍人について、どのようなイメージを抱くだろうか。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」で彼を演じたのは、名優・役所広司。

実に冷静で、反戦的な立場、アメリカと戦争をしても勝ち目がないと最も理解していた軍人だったと描かれている。

結局、周囲に押されて、空気の流れの中に身を置き、前線で指揮を取る立場に落ち着く。

この矛盾を含めた点を、現代日本人は、理解できるだろうか。

自分が信じない道を歩まされるなんて、理不尽極まりない。

それでも、山本五十六は、自分の任を受けて突き進んでいく。

戦争は国同士の戦いであり、個人の思惑は関係なくなる

戦争という状況に追い込まれれば、国同士の戦いであり、個人の思惑は全く関係なくなります。

最近の太平洋戦争の映画では、世の中の流れか、反戦・嫌戦だが仕方なく戦ったというアプローチの作品が増えている。

つまり、勝てそうにもない戦いに挑む野蛮な人間が猪突猛進で向かったのではなく、抗えない流れの中で、国同士の戦いの一部になったという前提に立っている。

個人として、戦争に賛成だろうが、反対だろうが、置かれた立場や状況に自分をフィットするしかないのが軍人としての役割だったと見るべきなのかもしれない。

国同士の戦いにとって、個人の存在は小さいものに過ぎないと片付けられてしまうとしたら、寂しいものを感じざるを得ない。

山本五十六総合艦隊司令長官は、撃ち落とされて亡くなられた

歴史上でも間違いない事実として、59歳(1943年)、前線視察の際、ブーゲンビル島の上空で戦死している(海軍甲事件)。

海軍のトップでありながら、戦艦などの船とともに沈んだのではなく、戦闘機で移動中に撃ち落とされて亡くなった。

前線視察が目的とはいえ、相手に襲撃されるリスクを背負ってまで、この行動をしたのは、なぜなのか、映画の中では淡々と描かれていたものの、どこか、フィットしない気持ちが残りました。

どうして、立派な軍歴を積み、評価されて、総合艦隊司令長官まで上り詰めたのに、人生のラストシーンは、あのような展開になったのか。

もちろん、現場に近いところで自分の姿を見せて鼓舞させるという意図は理解できるものの、精神論だけで戦争は戦えるわけでもなく、あの当時の人たちは、この事実をどのように受け止めたのだろうかと考えてみました。

人格者なのかどうかは、後世の人間が作り出す物語次第だと考えています。

もし、彼が終戦まで生き残っていたら、A級戦犯として処刑されていたのかもしれない。

穏やかで優しい雰囲気の役所広司が演じることでキャラクターは確立されている

史実を追いながら、色々と検証し、創作して作られたのが「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」だとは理解するものの、平成、令和という時代に生まれ、育った世代には通じる内容なのかと考えると疑問が残ります。

穏やかで優しい雰囲気の役所広司が演じることで、山本五十六のキャラクターは確立されていて、イメージは固まってしまうのかもしれない。

ただ、タイムマシーンでもない限り、実像に迫るのは難しい面は残る。

美化されるすぎるのは、山本五十六本人や遺族、関係者にとって、良いものとはいえないのではないだろうか、という感想が最後に残りました。

あわせて読みたいブログ記事
私が子供の頃は、終戦記念日前後は、必ず戦争を振り返るドラマ(もしくは映画作品)が放映されていたような気がします。 日本が太平洋戦争(大...
日本の近代史を学ぼうとすると、他国との戦争の話は避けられません。 日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争と続く歴史。 ...
終戦記念日は、平和を祈り、戦争の事実を語り継ぐ日にしたい 私の祖父母の世代は、戦争経験がありました。 断片的に語られる話の中に、太平洋戦争...

毎月開催【サードプレイス・ラボ】

サードプレイス・ラボでは定期的にイベントを開催しております。

★イベント情報★は >>こちら(随時更新)

ご都合が合えば、是非、ご参加いただけると嬉しいです。

関連ブログ記事

[各種SNS]サードプレイス・ラボ

サードプレイス・ラボは各種SNSで情報発信をしております。

是非、フォローやコメント、グループへの参加をお待ちしております。

 ◆ サードプレイス・ラボ(Facebookページ)

サードプレイス・ラボ(Facebookグループ:非公開のため、申請・許可制です)

【サードプレイス・ラボ】居心地の良い第3の居場所を拡げる!(Twitterアカウント)

◆ サードプレイスラボのあんてる(note)

◆ サードプレイスラボちゃんねる(Youtube)

◆ サードプレイス・ラボ(Peatix)

サードプレイスラボ(専用サイト)

[週刊]サードプレイス・メルマガ

仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ

「まぐまぐ」毎週火曜日発行 月額:800円(税別)※初月無料です!

仲間と一緒に執筆している週刊メルマガです。

メルマガの詳細は こちら をご一読ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【サードプレイス】ブログへのご意見・ご要望・ご相談、ご依頼などは下記まで

 お問い合わせはこちら

投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。