常識って変なものと疑って発信できる能力を持てたら見える世界が変わる?
「それって常識じゃん」
一昔前なら、耳にしていた言葉。反対語は、非常識。
常識って、社会の共通理解している当たり前のことを指しているのだろうけれど、実は、そもそも、間違っているかもしれないと疑う目線がないと、これからの時代は生きにくいのかもしれない。
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対談は、LINE上でやっていたのか!この2人ならありえる
インターネット世界では時代の寵児として賛否両論、好き嫌いが出る、ホリエモンとヒロユキの対談形式の1冊、『ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~』(堀江貴文 西村博之)を手に取ったのは偶然でした。
元ライブドア社長で異端児のホリエモンと元2ch管理人のヒロユキの2人が、「週刊プレイボーイ」(集英社)で連載したコラムから50本をピックアップして、加筆・修正したとのこと。(2013年1月〜2016年6月掲載分)
この対談形式の連載コラム、ヒロユキ氏がだいぶ抑えて、コントロールしているのを感じました。どんなシュチュエーションで2人がコミュニケーションを取っているのかに興味が湧いていました。
忙しく活動される2人を定期的に集めて、対談させるのは無理があるものの、コラムの内容は、時事ネタも絡めた話だけに、まとめて書いている様子はない。
あとがきにきて、この対談が、LINEで完成していることを知って、驚きつつも、納得させられました。
スカイプではなく、あくまでも、文字だけのやり取りで済ませるあたり、この2人だからこそ、成立しているのかもしれません。
◆ 自分の好きなことをハシゴしまくる=「多動力」を発揮する堀江貴文は天才だと思う
◆ 話題の人気本『バカとつき合うな』(堀江貴文・西野亮廣 著)は、現代日本人の背中を押す本です
このフレーズでホリエモンの思考回路のヒントがつかめたかも
世の中はどんどん便利になっているのに、いまだに非効率的だったり、バカバカしいことってけっこう多いんだよね。プログラミング的な思考で考えると、いろいろと社会のヘンな仕組みに気づくんだよ。だから、プログラミングをやらない理由はないと思うんだけどな……。
私はこのホリエモンの言葉が一番、腑に落ちました。
彼は、元々、プログラマー上がりの経営者だったのだと。彼自身の異端に思える考え方や着想の出発点は、世間の常識と言われるものを否定したいのではなく、ロジカルに考えて、ソースコードを書くような感覚で、おかしいものにはおかしいと断言している。
表現方法やアピールの仕方によっては、理解される部分と古い世代から嫌われるのも仕方がない。ある意味、正しすぎる着眼点やアイデアすぎるので、嫌われてしまう部分があるのだろう。
一方で、盲目的なホリエモン信者も気をつけないといけないと感じる。ホリエモンのロジカルに考える、プログラマー的な発想を理解していないならば、イメージしか伝わっていないかもしれないと危険性も理解できる。
ただ、ホリエモンとヒロユキといった世間から見た異端児たちは、この後、どこに向かうゴールを設定しているのかは興味深い。
今からの自分には無理でも、子供たち世代には、プログラミングは絶対に必要なスキルだと確信できました。
キャラクターまでは真似をしなくて良いけども、是非、発想や着眼点という意味では、ロジカルに考える脳を鍛えるために、プログラミングは身につけさせましょう。
<ホリエモンとひろゆきの本>
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。