ドリアン助川『線量計と奥の細道』は、現地に一人で乗り込んだ紀行文です

ドリアン助川といえば、ラジオのパーソナリティのイメージが強い

「叫ぶ詩人の会」ドリアン助川といえば、私の記憶に残っているのは、『ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン!』のパーソナリティを担当していた頃の話まで遡ります。

こんな熱く、真面目なパーソナリティーが土曜の夜にラジオ番組を持つということに驚きを持ちつつ、聞き流していました。(この後継枠として福山雅治が担当)

名前にはインパクトがあるので覚えているものの、私はその接点しかないし、当時、ラジオは聞き流すものであって、投稿するような青年ではありませんでした。

ただ、世の中に対してまっすぐに向かう人物なのだということは強烈に印象に残っています。

今年、ドリアン助川さんの存在を思い出したのは一冊の本

そんなドリアン助川さんの存在を思い起こすことになったのは一冊の本。

線量計と奥の細道』でした。
(ブックハウスカフェのイベントに参加できず、お会いできなかったのは大変残念でした。)

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タイトルのまま、ドリアン助川さんが松尾芭蕉の「奥の細道」のルートを放射能を測定できる線量計を持って、自転車などで旅をするという紀行文です。

出版は2018年ですが、実際に旅をしたのは、2012年8月から11月までの期間を分散しながら、自転車、鉄道、車などを使って活動した内容をまとめています。

東日本大震災、福島第一原発の放射能事故から1年半足らずの時期に、彼は、現地に趣き、松尾芭蕉を追いながら、当時の空気感を語り続ける本。

それぞれの土地をどう見て、何を感じたのか。そして、測量計の値を書き続けるという行為。誰もが簡単にやれる話ではありません。長距離を自転車を漕ぎながら、街を移っていく。

事実を淡々と語る中に、彼が考え思い悩むフレーズが一部入ってくるので、飽きさせません。

出版された時期が、旅から6年近く経過したことに意味があると理解しています。

おそらく、旅の直後では問題が山積みすぎて、世に出すことを憚ったのではないかと思います。

身体を張って、現代の松尾芭蕉になったつもりで、ドリアン助川さんは旅を続けました。

明るいとは言えない旅を、ここまでまとめるのは、大きな苦労があったことは予想できます。

私たちが忘れてはいけない大事な出来事を振り返るためにも、このような本は気持ちが明るくならなくても、読むべきジャンルの本であり、考え続けることが後世へつなぐ立場の役割だと考えます。

50歳になって、奥の細道の大半を自転車で移動するなんて、ものすごい体力のある方なんですね、ドリアン助川さんって。

<ドリアン助川さんの本>

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