「書く」という人生のアウトプット法を中島聡さんの著書から学ぶ

アウトプットをするには何が必要なのか

私は、アウトプットには、書く、話す、続ける、という3点セットが必要だと考えています。

現在、日本人に圧倒的に足りないのは、「アウトプット」だというのは間違いありません。

真面目な日本人は、学生時代の勉強、仕事を始めてのマニュアルや業務の理解、資格取得などに向けて、ひたすら「インプット」に集中することで安心感を得ています。

1つの分野に特化して「インプット」をし続けるタイプの人間と、多分野に広く浅く「インプット」を続けるタイプの人間がいます。

2018年、25万部の大ヒットを記録した、精神科医・樺沢紫苑先生の『学びを結果に変えるアウトプット大全 』は話題になったことからも、誰もが「アウトプット」への意識を高めなければいけないと、「インプット重視」から「アウトプット重視」に向けた“シンキングシフト”が発生しているのです。

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アウトプットは、具体的には、書く、話す、続けることが不可欠です。

それぞれ、基本的なコミュニケーション方法や習慣のレベルのため、難しくはありません。

ただ、具体的なレベルで何を、どうすればいいのかまでを掘り下げて考えたり、計画的に取り組んだことが少ないため、アウトプットに対するイメージが、成果主義のような誤解を与えているのです。

日本人がアウトプットが少ない理由は2つ!中島聡さんは断言する

マイクロソフトで活躍したプログラマー、中島聡さんが書かれた『結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術』の中で、日本人にアウトプットが少ない理由を2つ挙げられています。

中島さんは、2004年から「Life is beautiful」という人気ブログ、とメルマガ「週間 Life is beautiful」による情報発信というアウトプットを続けてこられました。

大まかな理由として、二つ考えられます。それは、「プレゼンテーション」と「ディベート(討論)」の授業の有無です。アメリカでは、それぞれプレゼンは10歳ごろから、ディベートは高校から始まる所が多いです。

習ったことを暗記して、答えることが中心の教育を受けた世代が多い日本人には、どうやってプレゼンをするのか、討論をするのか、という方法を身につけないまま、大人になっているのです。

スティーブ・ジョブスのiphone発表時のプレゼンの素晴らしさを例に挙げて考えても、なかなか、日本人で同レベルのプレゼンができる人はいません。(真似をしようと頑張っている人はいますが)

今でこそ、発表の機会を授業に増やして、プロジェクターを使ってのプレゼンを行う授業は少しずつ増えているもの、具体的な手法というよりは、何を伝えるのかというコンテンツに意識が向かい過ぎています。

伝える相手を意識したプレゼンができている人は、特別なトレーニングを受けたか、天賦の才能を持ち得る人にしかいません。

ディベートも、「朝まで生テレビ」を見た日本人は、自分の主張を好き勝手に話し続ける様子だと勘違いしており、会議でもとりあえず、ブレスト(ブレインストーミング)を行い、ホワイトボードに付箋メモを貼っていくようなテクニックだと勘違いしています。

相手の意見、双方の立場を理解して、人間性ではなく、主張ポイントを掘り下げて訴えるというのは苦手で、感情論やデータだけを取り上げて、一方的な形での話し合いに終始しがちです。

こちらも、一部の教育機関では、ディベートをトレーニングする授業を取り組んでいるようですが、肝心の日本のビジネス社会では成り立っていません。(根回し文化が根強いことの弊害)

まずは、好きなことをテーマにして書こう

アウトプットといえば、書くことを真っ先に考えます。

では、自分自身へのメモ、To Doリスト、日記でも良いのでしょうか。

何も書き出さなければ、思考が前に進まないので、必要ですが、自分自身への備忘録程度では、影響範囲は自分を超えることはありません。内面性を磨くという意味で否定はしませんが、結局、第三者の目を意識しない限り、アウトプットの量と質、思考の深まりも生まれませんし、本気でインプットしようとも思えないのです。

まずは、自分の考え、意見、知識や情報などをわかりやすくして、発信するということから始めましょう。

もちろん、FacebookやTwitterなどのSNSでも構いません。無料ブログからスタートするのも悪くありません。

最初は、誰でも個人的な小さな日常を書くことからしかスタートできません。読者という読み手を意識することが、なかなか難しいのです。

今は、Instagramのように画像で訴えることも可能なので、言葉を使わない手法もありますが、基本的にはアウトプットは、自分の言葉を丁寧に紡ぎ出す作業です。

インターネットのメディアを使うと、日本人は匿名文化が長らく続き、個人名を出すことに抵抗感を示す人が多く見受けられます。海外では実名ブログが多いのに、この個人を隠すというスタイルは、批判を避けたり、自分とは違うキャラを演出します。

ここは個人の判断ですが、今や、個人が発信する時代なので、実名を表に出しての活動がベストです。複業時代ですから、セルフブランディングを前提にするには、実名で勝負するというのは正しいでしょう。書く内容や現在の仕事によっては、ペンネームを使い続けるという道を選択する方もいらっしゃいます。いずれにせよ、匿名な情報に対して、価値を持って受け止められるかは微妙だと理解しましょう。

相手を意識して書くうちに、徐々にレベルが上がっていく

子供の頃、先生や親に提出する日記や読書感想文も、アウトプットの基本でした。ただ、こちらは大人が求める型にはまらないと、好意的に評価されないという記憶があるはずです。

子供の頃から、読者という相手を意識して文章を書くことがトレーニングできていれば、アウトプットは、何歳からでも、どんなツールを使ってもできます。

自伝や日記など自己満足や自己陶酔するのであれば、第三者に公開する価値がほとんどありません。読者が何を求めているのか、自分の書いた内容によって何を得られるのか。

必ずしも完璧な情報でなくても、共感を得たり、笑いを提供したり、色々なスタイルがありえます。いずれにせよ、読者を意識することを無視することはできません。

明確な誰かではなくても、どんな相手が読んでくれているのか、を想定して書き続けていれば、結果として、徐々にアウトプットの質が上がっていきます。

それは、情報収集としてのインプットが、最初からアウトプットを意識してのプロセスに組み込まれるからです。どこからの情報なのか、誰からの情報なのか、自分の経験・体験なのか、アイデアなのか、などを整理していき、材料を揃えてアウトプットしていこうと思うと、文章の構成や流れがスムーズになってきます。

話す、続けるという2つのアウトプットについては、改めて、ブログ記事に仕上げます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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