山口周『天職は寝て待て』の良さと気に入らなかった点を語る

転職論の切り口として面白い一冊『天職は寝て待て』

天職ってどんなものなのだろうか。

誰もがたどり着ける楽園なのだろうか?

山口周さんの『天職は寝て待て』を読みました。

全体で5章構成!3章と4章が秀逸

この『天職は寝て待て』は5章構成。

はじめに
第一章 転職は、なすべきか、なさざるべきか
第二章 従来の転職の「方法論」の問題
第三章 いい偶然を呼び込むには?
第四章 「攻め」の転職と「逃げ」の転職
第五章 エモーショナル・サイクル・カーブへの対処
最後に

個人的には、第3章で計画的偶発性理論を取り上げて、偶然、運を呼び込むような転職について語っています。

なりたいものになるというよりも、不思議な縁で転職を繰り返す人は意外と多いものです。

そして、第4章の「攻め」の転職と「逃げ」の転職について考察されている点は良かったです。

転職サービスの広告をみたら、年収が上がる、今までよりも待遇ややり甲斐のある仕事にたどり着ける幸せな転職の夢物語が多く見受けます。

実際は、ハンターとして、「攻め」の天職でより良い仕事や環境を得るために妥協せずに前向きにガツガツと突き進むという人は立派です。

ただ、一定数の割合で、現職への不満・将来への不安から、逃げモードて転職に活路を見出す人がいるのも現実。

どちらが良い、悪いではなく、現実的に「攻め」と「逃げ」の2つの軸で天職は進むということを素直に伝えてくれている点は、この本の納得のポイントでした。

著者の経歴を語られても読者は喜べないこともある

残念なこともあります。転職論(天職論)の本だけに、著者自らの経歴をあからさまに書かなければならない事情はわかります。

ここが難しくて、やはり、電通やコンサルティングファームにいた経歴と仕事内容を語るときは、世間一般の人よりも高いレベルの方の話が続きます。(嘘ではなく山口周さんのリアルな話なのはわかるのですが)

素晴らしい経歴ですね。で、読者である、普通な私はどうすれば?

そんな気持ちになったとすると、後半部分は救われません。

どこか、著者の経歴自慢・アピールのような印象は否めません。

どのフィールドでも必死に働いて成功を収めたからこそ、複数の著書も出している人気著者さんになっているのは事実なのですが、著者への親近感(ビジネス書の王道、こんなダメ人間でも成功できた、という勇気を与えるストーリー)は得にくいと感じました。

転職をノウハウよりも、マインドを軸に掘り下げている点は、この本の特徴になっています。

固定概念を壊しながら、転職を考えるような方には最適な一冊だと思います。

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