精神科医の藤井英雄先生の著書『怒りにとらわれないマインドフルネス』を読んで、怒りの感情とどう向き合うのが良いかを考えてみました。
私の裏の弱点である短期的に「怒り」の感情が芽生えることを抑えるために、ヒントが満載でした。
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怒りの感情って、突然、爆発するけど、伏線があった!
私は、日頃は温厚で穏やかな人と思われています。
日常は、その通り、見た目のままの印象です。
ただ、年々、自分が短気な性格であるということを認識しました。
突然、瞬間湯沸かし器のように怒りの沸点が訪れる人間の部類なのです
怒りの感情はエネルギーを相手に対して、放出します。
その結果、人間関係を壊したり、不愉快な感情に訪れる展開が待ち受けています。
怒りをありのまま見つめて、瞑想&マインドフルネスを
完全に冷静で、全くの怒りを抱えない日々を送るというのは、自分が達観した人間に成長しない限り無理です。
そこで、藤井先生の本を読みながら、どうして自分が怒るのか、その時、どんな状態なのかを冷静に考えてみました。
確かに、怒る前に寂しいとか、不安とか別の感情が一瞬訪れているという説明に半分は納得できました。
いきなり、怒るようでその数秒前には、ボルテージをあげる前の微妙な感情があるのです。
この状態を受け止めて、自分の感情と向き合うためには、瞑想とマインドフルネスが最適だと説明される展開は、他の書籍でも読んだことがあります。
瞑想とマインドフルネスな状態であれば、怒りに振り回されなくなります。
でも、その前段階として、瞑想とかマインドフルネス、心穏やかに集中して、状況を受け止めるような状態にならなければうまくいかないのです。
無の境地ではなく、現実を受け止め、体の動きと連動すること
どうしても、瞑想やマインドフルネスというと、無の境地に至るような印象があって、常人ではできないのではないだろうか、という感覚はないでしょうか。
私も、同じように自分には無理だと思っていました。
ところが、様々な本を読み、今ここに集中することを短時間であればできるようになっていたのです。
今ここに集中するというのは、今の自分の状態を淡々と受け入れるので難しくはありません。
その上で、微妙な体の状態や心の動きに対して、語りかけるような感覚。
この状態で怒りと向き合うことなんてできないはず。
つまり、怒りのボルテージを下げるためにも、瞑想やマインドフルネスは取り入れた方が良いというのは事実です。
相手からの怒りにも向き合えるのか
自分発の怒りにも向き合っていくのが良いのですが、相手初の怒りをどのように受け止めればいいのか。
この課題も捨てがたい問題です。
猛烈に怒っている相手に対して、応戦すると大炎上な状態に陥ります。
相手がどんな背景で怒っているのか、冷静に深いところまで考えてみれば、落ち着いた気持ちでコミュニケーションが取れます。
自分発でも、相手発の怒りの感情は、突然、ドーンとやってくるので対処は容易ではありません。
常にスタンバイをして、自分自身がすぐに瞑想やマインドフルネスに迎えるような状態を作り出せるかどうか、ここの修行は難しいと思います。
この点を藤井先生のおっしゃるような観点で対応できれば、怒りにとらわれることなく日々を過ごせるのではないかと思います。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。