最近、自分の文章というのを冷静に読み直した機会はありますか?
報告書やレポート、過去の日記や手紙の下書き、SNSやブログ記事、なんでもかまいません。
その文章は、誰宛てに向かって書いてるか、意識されたものですか?
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誰に向かって文章を書くのかを明確に意識するだけで、ライティング基礎スキルが高まる
文章力やライティング力を高めたいという話を良く聞きます。
私も、同じ思いを持っているので、今までも色々な本を読み、場合によっては、短期の文章上達が可能と言われる講座にチャレンジしてきました。
テクニックとしては、オーソドックスなものを身につけようとすれば、誰でもある程度のレベルでは文章が書けるようになるはずです。
語彙や文章の構成といったレベルではなく、そもそも、一番大事なことをしっかりと伝えていないと本当の意味での気づきは得られません。
どんな文章であっても、それは誰宛てに書いているのか、という根本を無視しては成り立ちません。
仕事であれば、上司や同僚、お客様のために書いている文章でしょう。
友人に書くメールや手紙は、相手のことを考えて書いているはずです。
このブログだって、読んでくれている、あなたをイメージしながら書いています。
つまり、読者となる相手を意識して書くという基本中の基本を大切にしなければなりません。
誰もが自分の書きたい、伝えたいことに終始して文章を書いてしまうから
読みにくかったり、わからない文章とはどんなものでしょうか。
プロの批評家や著者、編集者がまとめあげた文章と同じテーマを自由に書いた素人の文章。
中身は同じはずなのに、どうも違う印象が伝わっているはずです。
それは、一般の素人文章は、自分の書きたいことを綴っているという点が原因なのです。
もちろん、自分宛てに書いたメモや文章であれば、どんな書き方でも構いません。
書き手と読み手がイコールなのだから当然です。
これが、自分以外の第三者に読んでもらうとなった時点で、相手に読みやすい、伝わりやすくするには、最低限のルールが必要になるからです。
読者や読み手を意識して文章を書くということを身につけないまま、大人になっている人が多いのです。
昔のSNS投稿やブログ記事、過去の日記と向き合ってみました
偉そうなことを書くまえに、私自身、昔のSNS投稿やブログ記事、過去の日記の文章と向き合ってみました。
気取って書いているというか、誰に向けて伝えたいのか、はっきりとわからないものだらけです。
体裁の上では、相手がいるように書いてあっても、相手がどのよう、その文章を読むのかまで想像ができていません。
過去の日記は、当時の自分の気持ちを書いているので、相手は未来の私宛てのメッセージと考えても間違いないでしょう。
はっきりいって、懐かしいものの、過去の自分が何を伝えたかったのか半分程度しか理解できませんでした。
恥ずかしすぎるほど、残念な結果です。
このブログ記事、あなたのために書いてますけど、少しは伝わっていますか?
結局、誰のために書くのかってことを意識すれば、文章のお作法もレベルも上がる
単純に、ペルソナとなるターゲットを毎回、細かく設定しないと文章は書いてはいけないとは言いません。
プロであったり、マーケティングとしてやりたいのであれば、徹底的にやることをオススメしますが、普通は、そこまで求めません。
ただ、誰に何を伝えたいのかは、はっきりとさせておくべきなのです。
今回のブログ記事であれば、私も失敗する通り、あなたも文章を書く上で、誰に伝えるものかを忘れて、自由勝手気ままに書いて、相手を困らせている可能性がありますよ、という話です。
かっこいい文章なんて書けなくてもいいのです。
読んでもらえる文章を書ければ、本来の目的は達しているのではないでしょうか。
ここまで偉そうなことを書いてしまうと自分の首を絞めてしまうのは事実。
だからこそ、常に、自分の文章を相手(読者)になったつもりで、読み返す作業だけは何度でも行っていき、常に、手を加えて修正するのがリライトとして必要だと考えます。
私は、このブログの過去記事については、古いものも、新しいものも見直しと修正を定期的に行っています。
少しでも、読んでくれる人に伝わるために、できる限り、丁寧でわかりやすくするために、試行錯誤をしています。
是非、あなたも、自分の文章を読者の目線で見直してみましょう!
それだけのことで、格段に読みやすく、わかりやすい文章が書けるようになりますから。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。