絵本『アマンディーナ』は一人で歩もう、チャレンジしようという人に勇気を与えてくれる

絵本を読むなんて、子どもの頃だけの話。もしくは、親となって、子どもに読み聞かせをする時。それ以外の機会では目に触れることもないのかもしれません。

東京・神保町にある、子どもの本専門店門店「ブックハウスカフェ」をオーナー、今本義子さんに勧められた1冊をご紹介させてください。

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今本義子さんの「サードプレイスさんには最適な一冊じゃないかと思いますよ。」というご推薦は大当たり

今回、『アマンディーナ』作 (セルジオ・ルッツィア 訳 福本友美子)の絵本を勧めてくれたのは、神保町の子どもの本専門店「ブックハウスカフェ」をオーナー、今本義子さんに勧められました。

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2019年12月3日に開催したサードプレイス・ナイト2のイベントの中で、今本さんが推薦する本というコーナーを設けた際に、ご推薦いただいた1冊の絵本でした。

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「サードプレイスさんにピッタリなイメージの絵本だと思いますよ」

添えられた言葉の意味を、その場で読んですぐに理解しました。

サードプレイスを立ち上げた頃の自分を思い出して、その場で、ウルっとこみあげてくるものがありました。

色々な絵本がある中で、この本を選んでもらえたことが本当に嬉しかったです。

いろいろなことができる小さな犬、アマンディーナは一人で舞台の準備から始めた

この絵本の主人公は、小さな犬、アマンディーナは、いろいろなことができます。

踊りもできるし、歌も歌えて、お芝居も上手。曲芸だってできる。

万能エンターテナーです。

使われていない劇場を借りて、一人で全て準備をして、本番を迎えます。

開演時間には、誰もお客さんがいない。

それでも必死に演じるアマンディーナ。

その結果・・・。

ラストシーンは、是非、この絵本を手にとって読んで欲しいので省略します。

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サードプレイス・ラボを始めた頃の話を彷彿させる

何かを始めるときは、誰だって一人でスタートするし、成功か失敗かなんて考えてられないもの。

私が、2017年1月に始めたサードプレイス・ラボの第1回目のことを思い出します。

アマンディーナほど、器用でも多彩でもない私が、自分が主催して始めようとしたイベント。

正直言って、仲間内の数名しか来てもらえませんでした。

私自身は、リハーサルをしたものの、空回りしていたことを記憶しています。

「自分で考えて、まず、一歩踏み出して、スタートしたことに意味がある」

当時からお世話になっている、サードプレイス・ラボのアドバイザーの徳本昌大さんは励ましてくれました。

半年ほど、毎回、試行錯誤をしながら、うまくいかない状況に不安を感じていたものです。

このまま、続ける意味があるのだろうか。

何を伝えていけば、オリジナルな存在・コンテンツになるのだろうか。

誰のために、何のためにやっているのだろう。

今でも、同じ悩みが頭を過ぎることはありますが、当時は、暗中模索でしたから、もっと不安でした。

そんな私が3年以上続けてきたサードプレイス・ラボ。

知っている人は世の中の限られた人たちですが、徐々に理解を示してくれる人が増えてくれたことに驚く場面が増えました。

「今度、サードプレイス・ラボでこんな企画をやりましょうよ!」

などと声をかけてもらえることが嬉しくてたまりません。

時間をかけてコツコツと続けてきたことが実を結びつつあることを感じています。

まさに、『アマンディーナ』のラストシーンのような展開を味わえる時があるのです。

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スタートしたときは一人かもしれない。誰だってそうだから

何か新しいことを始めるときは、誰かに誘われて一緒にやるというものも多いです。

実際には、一人でスタートするものも多くて、ハラハラドキドキしながら生きてきませんでしたか?

子どもが一人で立って歩く時だって、親が見守りながらも、自分の力で立ち上がり、一歩動いてみてはじめて、歩くという経験ができるのです。

バランスも取れないし、ヨタヨタしていて、怖いと感じながらも動いた一歩。

二歩目では転んでしまったかもしれません。

それでも、また、立ち上がって歩く。

同じような経験を私たちは繰り返しながら、日々を送ってきたのです。

何か新しいことにチャレンジしようとすると、失敗を恐れたり、周りの意見を気にしがち。

そこで、まずは、自分がやると決めて、目の前のことにだけ集中できれば、あなたは大きな成長につながる階段を登り始めているのです。

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アマンディーナ』は読んでも心が揺さぶられて、プレゼントしても喜ばれる絵本です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。