日野原先生!ペイフォワードな生活を目指します!

2017年に105歳で天寿を全うされた、日野原重明先生のことを、ふと思い出したくなり、図書館のデータベースから1冊の本を手に取りました。

2008年に出版された、『今日の「いのち」のつかい方―ペイフォワードな生活のすすめ』日野原重明(著)です。

今回は、日野原先生の当時の日常と命に対する考え方に加えて「ペイフォワード」を感じる一冊でした。

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いつの日か、どこかで、どなたかに恩返しをしたい!という日野原先生の思い

よど号ハイジャック機内で犯人グループから『カラマーゾフの兄弟 (上)(中)(下)巻セット』を借りて読んだという日野原先生。

無事に解放されたから、お見舞いや花、手紙を受け取り、多くの方のやさしくて温かい気持ちに触れたことで、今までの内科医・研究医としての生き方から大きく切り替えるきっかけ、ペイフォワードの道に進んだとおっしゃっています。

当時、挨拶状として以下のようなメッセージを送ったそうです。

「(皆さんから受けたご厚意に直接はお返しできないけれど)いつの日か、どこかで、どなたかに、皆さまから受けた恩をお返しできればと願っております。

人のために命をつかおという使命を決めて、最後まで生き抜いたからこそ、日野原先生のファンは増え続けていたのだと納得できました。

医師として働きつつ、執筆、講演など多岐に活動を続けた原動力

全国各地に出向き、さまざまな場で、講演などをされつつも、執筆活動も続けて、無理のない範囲で医師として現場にも立つ姿。

タフというだけでなく、自分の年齢や体力も踏まえて無理をしすぎない日常を送っていたからこそ、日野原先生の発する言葉やメッセージは、深く、心に染み渡るものだったのだと思います。

世の中にいる高齢者は、元気に過ごす方は増えていますが、自分とその周囲だけで過ごして、社会や関わりが狭くなっていきます。

当然、友人・知人、同年代の人間がこの世を去れば、寂しい気持ちになるのは当然で、塞ぎ込んでしまっても仕方がないのかもしれません。

一方、日野原先生は、可能な範囲で、小さい子供たちにも命の話をしているし、インタビュー取材なども受けていた様子。

自ら、チャレンジや学びも続けることで、刺激を与え続け、聖路加病院内の階段の上り降りをされていたという逸話も残っています。

健康であったからこそ、恩送り(ペイフォーワード)を実践し続けて、生き抜かれたのです。

今日の命をどう使うか考え行動する=「ペイフォワード」の真髄

ペイフォワード(恩送り)を難しく考えてしまうと、何もできなくなってしまいます。

相手が望んでいないかもしれない、お節介もしれないことでも、躊躇なく、何かを与えられる人間として生きれるかどうか、そんな命の使い方の道を選ばれた、日野原先生。

誰もが簡単に真似をできる境地や行動ではないのかもしれません。

1日1つ誰かにペイフォーワードできたら、1年間にどれほどの恩送りができるのでしょうか?

大袈裟なことである必要はありません。

ほんのちょっとしたことを見つけて、ペイフォワード(恩送り)を実践してみませんか?

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。