韓国ドラマのリメイク版は、日本でもスタンダードになって久しいです。
「シグナル」は2016年に韓国で人気を得た作品を、坂口健太郎さん、吉瀬美智子さん、北村一輝さんの顔ぶれでリメイクドラマ化して、劇場版まで作られました。
過去と現在を無線機でつなぐというアイデアが見事で、時空感をまたぐトラベラーにならずに話が展開されていくのも良かったです。
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未可決事件捜査という時空を飛び越える作品が増える中で
2010年4月27日に公布・施行された改正刑事訴訟法によって、時効が成立していない1995年4月27日以降に発生した殺人事件の時効が撤廃されました。
今までの刑事物の時効ギリギリまで事件を追い続けるというストーリーが根本から変わり、どこまで証拠や証言を発見し、新しい科学捜査のメス(精度の高まった「DNA鑑定」など)が広がっていく作品は増えました。
「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」も、同じように過去の事件を現在との接点の中で解決する作品ですが、キーアイテムが、過去と繋がる無線機というところが秀逸です。
無線機がなぜ繋がるのかは解明しないまま作品が展開される
この「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」のドラマ版も、韓国版も含めて、大きな謎のアイテムが古い無線機にあります。
今の時代、連絡に無線機を使うケースは、ほとんどなくて、スマホなどの通信デバイスを使いこなすことがほとんどでしょう。
時空を越える為には、無線機というアイテムが最適だったのかもしれませんが、なぜ、時空を超えてコミュニケーションが取れるのか、については触れられず、作品は展開していきます。
ここが肝なのですが、どうも疑問点も残ります。
相手の声(音声)だけで信用できるものでしょうか
見ず知らずの人からの間違い電話の声の相手をあなたは信用できますか?
今の時代なら、ボイスチェンジャーを使ったりされたら、性別も年齢も、もしかしたら、国籍すらも分からない相手と話は可能です。
ただ、その相手を信用するかどうかは別問題です。
この作品では、時代の違う刑事が事件を追いかけるために連携を取るというアイテムとして成り立っていましたが、第三者から見れば、オカルトチックだと非難されても致し方ないでしょう。
この1点を見事に忘れさせるストーリー力にこそ、原作も含めた魅力、演じる役者たちの力がみなぎっているのでしょう。
もし、落ちていたスマホが時空を超えた相手と繋がったとしたら
では、もし、あなたが街で落ちていて拾ったスマホに着信が入り、その相手が時空を超えた、現在ではない(過去や未来)相手だとしたら、その話をした内容をどう受け止めるでしょうか。
正直、私は、気持ち悪くて、スマホを捨てると思います。
オカルトでもなく、非現実的な出来事ですから、当然ではないでしょうか。
もちろん、未来からの連絡で、今後、自分に起こる大事なことを教えてくれるとしたら助かりますが、運命を勝手に変えてしまうことに抵抗感があります。
自分ではなく、他人の人生も左右してしまう話なので。
仲間はあの不思議な無線機に気づかないままなのか
作品を最後まで見て、1つだけ気になったことは、3人以外は、あの不思議な無線機について全く気がついていないという点です。
職場に置いているわけでもなく、非科学的なアイテムだから、仲間に伝えても信頼してもらえないとも思うのですが。
ファンタジーなアイテムだと思えれば、納得ができるのですが。
リアルティを求めるタイプの人には受け入れてもらえないかもしれない作品ですね。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。