メルマガのインタビュー内容を読者だけでなく、エッセンスも広くお伝えしたい!
私が仲間と一緒にスタートさせた、仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ もスタートから1年を経過しました。
毎号、3人の執筆量の合計は、8,000〜10,000文字です。サンプルを見て頂いた方から、バックナンバーを全て読むのも大変だし、エッセンスだけでも、ブログなどで公開して欲しいというリクエストを頂きました。
著作物としては、私たち3名とインタビューを受けてくださった方に帰属するという前提で判断し、インタビューの一部を抜粋しながら、ご協力いただいた方のご紹介にもつなげていくことを決めました。
何足ものわらじを履く男、福島だいすけさんのインタビューを振り返る
私が編集長として関わっている、「週刊のサードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ発行)では、今まで、私が何らかのご縁で知り合えた、26名の方にインタビューをさせていただきました。
毎回、インタビューをさせて頂く方の人生の移り変わりの変化を聞き出し、今と未来を見据えて生きている方にご協力をいただいています。
お忙しいところ、お時間をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
比較的、最近、インタビューさせていただいたのが、オフイスぷくりま ライター/編集者/自営農家として多方面で活動をされている福島だいすけさんです。
● 福島だいすけさんのブログ
〜「できる」を増やし、しがらみを捨てる〜 “ダウンシフト”な生き方で幸せになる
最近、私のサードプレイスに対する考え方のキーワードになっている「復業」に関することも、ダウンシフトを切り口に語られていました。
メルマガの福島だいすけさんのインタビューの一部抜粋
メルマガのインタビューから一部を抜粋してみます。
【安斎】
「若い頃は、1つのことに集中しないといけない人間だと思っていた福島さんが、今、何足ものわらじを履いていますよね。」
【福島】
「地域創成に近いような感じですかね。自給自足の学校の非電化工房などを展開する藤村靖之さんという方が「3万円ビジネス」という生き方を提唱しているんです。田舎なら15万ぐらいあれば暮らして行けるので、3万円ぐらいもらえる仕事を5本ぐらいやればいいじゃないかと。僕の場合、ライターの仕事をやらないで生きて行けるのかもしれないけど、広がりは少ないですし。
リスクヘッジみたいなものですが、いろいろな財布を持って、自分のやりたいこと、興味があることをビジネスして、雇用も作れたらいいな、みたいなと。」
<藤村靖之さんの本>
【安斎】
「人生前半の生き方と比べると、大きくシフトチェンジしてますよね。」
【福島】
「飯能のカフェのマスターに勧めてくれた本が、高坂勝さんの『減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)』というものに感銘を受けました。今、僕のメンターは、高坂勝さんです。
自給的な農業をして、半分はナリワイをして生きて行くという生き方を提唱されています。」
【安斎】
「昔の日本人の生き方ですね。」
【福島】
「昔は、百個の仕事ができるのが百姓と呼ばれていたそうですからね。
高坂さんがアメリカで生まれた「ダウンシフト」という考え方を日本で広げた人です。
自分がどうしてもやりたいことを絞り込んで、必要なお金を決めて、結果として週2日しか働かなくても構わないのではないのかと。それ以外の時間を、自分の好きなことに時間を使ってもいい生き方があるんじゃないかと。
農業をやっていれば、自分が食べるお米も小麦と大豆とか作れます。
自分が食べる物を原料を作って、人と交換して、生きることに困らない。
住むところも自分で作れたら、幸せに生きていけるでしょう、と。
畑で食べ物を作れば、それほど、お金はいらないし、ちょっとしものであれば大工じゃなくても自分で作れるし。お金を稼ぐことをセーブしたら、お金を使うことが洗練されてきました。」
この部分が、私の中では、ヒットしています。
「ダウンシフト」的な復業を捉える生き方は、サードプレイス的で大変面白いものです。
お金を稼ぐために「副業」(復業)に必死になるのではなく、スモールワークを積み重ねることで無理なく生きていくという考え方が、現代の金儲け至上主義との対極にあるために、惹き付けられるものがあります。
近日、開催予定のサードプレイス・ラボ 第20回は「複業時代に、最幸の人生を贈るための3つのヒント」がテーマに設定されています。(開催済)
登壇していただくのは、“お客様をパートナーに変えるコミュニティづくりの専門家”朝日一恵さんです。朝日さんは、多方面に活躍をされながら、すべてを本業と捉えているタイプの復業家、パラレルワーカーです。
復業時代をどう生きるのか。
これが働き方改革の神髄なのではないでしょうか。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。