サードプレイスをつなぎ、拡げるコネクターを目指している安斎輝夫です。
たまに、普通と違うチャレンジをしてみたいと思うことはありませんか。
意外な組み合わせにすることで、新しい変化が生まれる。
今回、サードプレイス・ラボでは、「オンライン × 茶道」 というものにチャレンジしてみました。
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オンラインの環境で、茶道文化を楽しむチャレンジ
コロナ禍で、リアルな場で人が集まることができなくなり、外出自粛と同時にオンラインの展開が急激に広がっています。
オンラインで人が集まって雑談しても、飲み会、セミナーをやっても楽しい。
10年前だったら、ここまでオンラインで様々なことができなかったかもしれません。
ただ、飽きや疲れが襲ってきた感覚も生まれています。
そこで、今回のサードプレイス・ラボでは、オンラインで「茶道体験」をするという、少し変わったアプローチにチャレンジしてみることにしました。
お茶室に人が集まって、デジタルのない世界がお茶の良さ!オンラインでできるのか!
今回のサードプレイス・ラボの企画は、水上繭子さんが主催してきた「ビジネス茶道」に原点があります。
お茶のお稽古・習い事と聞くと、女性が嗜むものというイメージが強い。
近年、時間と仕事に追われがちな大人に、余白時間の習慣を持つことで、脳の疲れをとり、コミュニケーション力や新しい発想力を養う人間力道場としての茶道を提案をしている。
忙しい毎日、常にスマホを片手に仕事やプライベートに追われていると、静寂な環境に身を置いて、心を穏やかに過ごせる機会は少ないもの。
私も、茶道に関しては、全くの素人で、作法も知識も何もないまま、参加させていただきました。
とにかく、所作を見て、真似をしながら、その意味を理解していきました。
「スマホや時計などを手放して、白い靴下に履き替えて参加してください」
正装ではなく、ビジネスマンはスーツでお茶を嗜みます。
今回は、オンラインでやるだけに、スマホやPC、タブレットの前で参加するしかありません。
もちろん、お茶のお点前も、画面で見れても、実際に飲むことはできず、自分で用意するか、見て楽しんでもらいたい。
お茶の文化、歴史に触れる話を聴きながら、集中していく感覚
水上さんのお茶との出会い、経験などのエピソードを話してもらいながら、日常の家庭でも、職場・仕事でもない、サードプレイスとして存在しているのが、お茶の世界があるという話がものすごく印象に残りました。
現代の日本人が、毎日、着物を身につけないですし、所作を意識して生活することもないでしょう。
忙しさや騒ついた日々の中で、イライラや不安を抱えて生きています。
今回、オンラインでお茶の体験をしてもらうことで、心を穏やかにするマインドフルネスの感覚だけでも共有したいという裏の目的がありました。
本来であれば、静けさを味わうならば、人里離れた場所で、自然の音しか聞こえない環境に身を置かないと難しい。
私も、参加者の皆さんも、水上さんの広い知識と経験の中から紡ぎ出される言葉に集中していました。
自分の音をオフ(ミュート)にして、耳と目で集中することで感じられるものがある
水上さん以外は、参加されている皆さんには音をオフ(ミュート)にしてもらい、お茶を点てる姿、お点前を静かに見つめる。
お湯を汲む音、お茶を点てる音、静けさの中で、目と耳で引き込まれていきます
本来ならば、同じ空間の中で過ごすものなのに、オンラインで一緒の時を過ごす。
なんとも言えない、贅沢な時間が流れていました。
ZOOMのチャット機能で、感じた思いは、短いフレーズで残してもらいました。
参加された方のコメントや感想、ブログ記事
水上さんのお点前が終わり、約30分ほど、皆さんの感想や水上さんへの質問タイムになりました。
「オンラインで茶道ってどうやるのかと思ってましたが、貴重な体験でした」
「茶道はサードプレイス」
など、様々な感想をもらえて、開催して本当に良かったです。
サードプレイス・メルマガのリレーコラム担当の3人も、早速、ブログ記事をアップしていただきました。
◆ 増田和芳さんのブログ
オンライン茶道で心を落ち着かせる時間をとろう!
緊急事態宣言の影響を受けて、新卒向けの研修をオンラインで実施するといった取り組みをされながら、苦労をされながら、新しい経験をされてきた増田さん。
今回、オンライン茶道で、彼の心を落ち着かせることに貢献できたならば、開催して本当に良かったと思います。(感謝)
◆ 渕脇たけしさんの「ふちログ」
【学び】オンラインで茶道体験-第41回サードプレイスラボ
渕脇さんは、整体院を開きながら、コーチングとカウンセリングもできる方。さらに、ブログも、SNSも、YouTubeも、noteも、多方面に発信し続けています。
毎回、参加されると主宰者の私よりも、丁寧に、わかりやすいブログを書いていただけます。
明らかに、オンラインを通して、その静けさと清々しさ、凛とした空気感が広がっているのを感じる。
今回、私が一番期待していた部分、オンラインの中に起こる静けさと空気感を感じてもらいたいというポイントが伝わったことが何よりも嬉しいです。(感謝)
◆ 堀口英太郎さん「eitaroh7407のブログ」
お茶の世界に触れて、癒された。
すっかり、本業でも、副業としての中小企業診断士としても、ZOOMを使いこなしている堀口さんが、こんなに魅入ってしまったのは初めて、という感想を述べてくれています。
オンライン上で、人が話し合って盛り上がるコミュニケーションツールを、こんな風に使えたことへの思いと、初体験の茶道を満喫している様子は表情からも受け取れました。
茶室の掛け軸にまで、しっかりと意識を持たれているのも素晴らしかったです。(感謝)
茶道もサードプレイス!あなたの居心地の良い場所はどこですか?
今回、ご自宅の茶室で、お茶の歴史や文化を話していただき、さらに、画面の向こうを意識しつつも、いつものように、お点前を披露してくれた水上繭子さんに、最大の感謝をしております。
水上さんから、茶道はサードプレイスなものと、表現していただいたことで、茶室が居心地が良い場所であることに気づけました。
お稽古をしていれば、所作など細かい点も、しっかりとしなければいけないものです。
私は、お茶の席を楽しむこと、味わうことをいつも教えていただいております。
ビジネス茶道でも、参加してお茶をいただくと、心穏やかになり、脳がスッキリする感覚で、ものすごくリラックス体験ができて、その晩は熟睡できます。
居心地の良い場所は、人それぞれですが、まずは、自分がリラックスして、落ち着ける場所であることは絶対条件です。
また、今回の驚くような企画のお誘いに応じてくれた、参加者の皆様にも、良い体験ができたのであれば、主宰者冥利な話です。
あなたの居心地の良い場所はどこですか?
是非、私にも教えてください。よろしくお願い致します。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。