年末といえば、忘年会やクリスマス会、など恒例イベントが目白押しですよね。
バタバタと忙しくなる季節が迫ってくると幹事役を任された人は相当忙しくなってきます。
私は、毎年12月に「サードプレイス・ナイト」という形で、パーティン型のイベントを行ってきました。
◆ 【サードプレイス・ナイト】で最高な時間を過ごせた!(サードプレイス ・ラボ 第24回)(2018年12月)
◆ 【開催レポート】【サードプレイス・ナイト2】盛りだくさんな大人の学芸会的な交流パーティーに仕上がったよ(サードプレイス・ラボ第36回)(2019年12月)
今年は、「サードプレイス・ナイト3」を成功させると決めていたお正月の誓いから、大きく舵をきる必要に迫られました。
2020年は、「サードプレイス・フェス」という形に変えて、開催することを決定して、準備を始めたのが梅雨の終わりでした。
今回、「サードプレイス・フェス」開催の経緯と進捗の一部を披露いたします。
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「サードプレイス・フェス」というネーミングへの思い
今回、「サードプレイス・ナイト3」という名称を捨てる判断は、新型コロナウイルス蔓延の緊急事態宣言の時点で覚悟していました。
2019年までの楽しい3時間程度のリアルイベントでの交流って、楽しいけど、未来がよめない時点で準備をすることは不可能と判断しました。
スポーツイベント・エンタメ、飲食店などが窮地に追いやられている環境において、突破する方法は、オンライン化しか道の選択はありませんでした。
ただ、オンラインで各自がパソコン上で集まって、イベントをやるという企画は、特別感が全くないと自覚していました。
こんなんじゃダメだ!あくまでも、「サードプレイス・ナイト3」と同等、もしくは、それ以上のものを考えて実行したい、と様々な方と接点を持ち、自分もオンラインのイベントなどに参加しながら考え続けていました。
音楽イベントなどで「フェス」文化が定着しているし、様々なアーティストが集まって、参加者で盛り上がる文化、もしくは、今年は中止が相次いだお祭りの文化。
これらをオンラインで、サードプレイスがやったらどうなるだろうか。
一体、何ができるだろうか。
1テーマに絞り続ける「サードプレイス・ラボ」じゃないからこそ、柔軟で色々なものを企画して、実践してきたのだから、今回は、その雑多な感じ、多様性を伴ったイベントをオンラインで開催してみようじゃないか。
できる、できないじゃなくて、やるんだ!と決めて、「サードプレイス・フェスティバル」(見本市)というコンセプトの旗を最初に掲げました。
リアルなイベントはリスクになってしまった!オンラインをメインにするしかない!
リアルで名刺交換をしたり、一緒に写真を撮ったり、食事やお酒を飲んで楽しめるって、利害関係がないと本当に楽しいもの。
あの「サードプレイス・ナイト」型のリアルなイベントができないならば、オンラインをメインにするしかない。
覚悟を決めて、3月の「サードプレイス・ラボ」では、混合のハイブリット型を開催し、3月からは、すべてオンラインの「サードプレイス・ラボ」にシフトしました。
◆ 【開催レポート】「ブランドって何だ? 〜パーソナルからコーポレートまで、ブランドに大切なたったひとつのこと〜」(サードプレイス・ラボ 第39回)(2020年3月)
◆ 【開催レポート】「ウイズコロナ時代の新しい生き方を考える」(サードプレイス・ラボ 第40回) (2020年4月)
◆ 【開催レポート】オンラインで茶道体験!〜心穏やかに過ごす〜(サードプレイス・ラボ 第41回)(2020年5月)
◆ 【開催レポート】モリモリ先生からTikTokの使い方レクチャーを受けよう!(サードプレイス・ラボ 第42回)(2020年6月)
オンラインの不慣れ感が落ち着くまで、数ヶ月もかからず、誰もがzoomなり、teamsなどのweb会議・コミュニケーションツールを使いこなせるようになりました。
オンラインに慣れながらも、ワンパターン化してマンネリ気味のスタイルは打破したくて、茶道体験をしてみたり、TikTokの使い方を学ぶワークも実践してみました。
様々なチャレンジをしながら、私はどうすればもっと楽しめるのかを考えていきました。
デメリットばかりではない、メリットもある!
今までのリアルなイベント、セミナー、勉強会などをオンラインにしたことで、当初は、戸惑いつつ、デメリットを危惧する人がいました。
やっぱり、対面に近い環境でやらないと伝わらないという声はありますし、自宅などの固定環境で参加するとメリハリがないという意見にも納得です。
・通信環境の不安定さ
・音と映像の質のトラブル
・場所・環境の問題
・無料イベントばかりで課金がしにくい(セミナー講師などは苦しい方も)
・懇親会が楽しめない
一方でメリットも多く生まれています。
・開催場所の概念が不要に(全国・世界から参加OK)
・ギリギリのタイミングで参加可能
・同時ダブルのイベント参加もできる(疲れるのでオススメしません)
・開催・参加コストともに低価格になり負担減少
・オンライン飲み会・お茶会、交流会も
メリットを活かせば、デメリットを減らせることができると確信しています。
今回、サードプレイス・フェス開催に向けて、メリットに意識を向けて、設計を考えていくことになりました。
時間分散、場所分散、組み合わせという選択
今回、サードプレイス・フェスは、8日間連続のフェス企画にしたことで、時間帯枠を全部開放すると、44枠分という驚異的な展開が可能になりました。
完全なる大型フェア・展示会と一緒です。
異なるのは、私がメインで走るため、同時間帯に複数のイベント・コンテンツを回さないというルールだけです。
ただ、44枠を全部行うと、1日5イベントをオンライン開催をしていると、仕事も家庭でのことも何もできなくなります。
そこで、個別にイベントをリードしてくれる登壇者・ホスト役を私が選定しながら、声をかけていきました。
できうる限りバリエーションが豊富な方が楽しいので、100名近い方にご連絡・打診をさせてもらいました。
その結果、30枠近くまで埋まりつつあります。
大事なのは、1つの時間帯に複数を開催しないので、開催枠分だけ、私の時間は確保しなければならず、当初のリードは全て私がカバーするので、同時並行の企画進捗が発生していました。
今回、大事にしたいのは、この時間分散と場所分散の概念です。
場所はオンラインだから分散できているという方はいますが、実際、全国各地の方と接点をもち、交流できるようなスタイルを数件企画に盛り込めました。
リアルであれば、移動距離という負担が大きくなりますが、オンラインだと不問になります。
さらに、もう1つは組み合わせ。
可能であれば、1つの枠に複数の方をアサインして、パネルディスカッション的に展開することで、新しいコラボレーションが生まれる可能性が出てきたのです。
想定外のことが多く発生して、私は喜びと驚きに包まれています。
◆ 【Peatix】サードプレイス・ラボ 各イベントページ(順次アップデート中)
オンラインにして枠を増やしてフェスにする!
今回、1つの企画に細かく盛り込まず、1コーナー企画を30分以上の2時間以内に設定することで、参加者の負担も考慮するように注意しています。
一方で盛りだくさんの幕の内弁当のように、とにかく枠を増やして、色々なものを盛り込んで、オンライン・フェス開催スタイルをチャレンジして成功させる。
言葉にすると簡単に聞こえますが、実際は、相当な工数がかかり始めており、分散設計分だけやらなければならないことも増え、統合するアクションと、関わってくれる協力者の数を確保するのに必死です。
ただ、これだけ、多くの枠に伴い、関わる人が増えることで、最近、疎遠になっていたり、オンラインだと仕方がないと諦めていたコミュニケーションの密度が高まりつつあります。
これは、なかなか主催者にだけ感じられるメリットかもしれませんが、アメーバー的な広がりを享受しつつ、広がる点と点を組み合わせていく楽しさを今から思い描いておリます。
引き続き、途中経過の話も展開させてもらいつつ、サードプレイス・フェスを盛り上げていきますので、よろしくお願い致します。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。