【映画】『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023年公開)トム・クルーズ(イーサン・ハント)の集大成作品だ!

トム・クルーズが出演する作品は話題性に富み、ワクワクした観客を映画館に誘います。

年齢を考えれば、アクションシーンを繰り返すのは、肉体的には厳しくなっているはずなのに、そんなことは微塵も感じさせない、スーパースターそのもの。

今回の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、過去最大のミッションでありながら、仲間を守るかどうかという至上命題に立ち向かう姿と、集大成作品と呼ばれるが納得できる仕上がりです。

ネタバレせずに、映画を見てきた感想をまとめてみます。

参考サイト

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アクションシーンだけでなく、司令の「全てを失う」のメッセージに注目

「ミッション:インポッシブル」シリーズといえば、次から次へのアクションシーンの数々で、トム・クルーズの本領を発揮する人気作です。

今回の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』も、前作までを上回るようなアクションは当然として、スケールと関係性が深まっています。

「全てを失う」というメッセージに何が込められているのか、最後まで気になります。

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映画館で見るスケールを、トム・クルーズは理解している!

ネタバレはしない前提で語らせてもらうと、トム・クルーズ作品(出演時期によって違いはあるものの)といえば、アクションが伴って、映画館で見ないと伝わらないスケール感が、最高だと感じるものです。

得意のバイクアクション、乗り物(電車、車)での激走シーン、格闘するアクションシーンなど、どれを見ても、そのスピード感や本気度に魅せられます。

あれらのシーンを作るために、どれだけ、事前に段取りや準備を重ねて、映像技術も不自然にしないために、どれだけ手間を惜しんでいないのか。

命を懸ける男、イーサン・ハントを演じる以上、リスクもありながら、取り組んでいることがわかります。

自分に期待されている役柄を、スクリーン上で、こなし続けるなんて、スーパースターである、トム・クルーズだからこそできるわけで。

日本映画ではできないシーンは、俳優の力量なのか、技術力の問題なのか

もちろん、実写映画とはいえ、ここまで危険なシーンであれば、CGを盛り込むのは当然です。

ただ、今までの作品も含めて、スタントを使わずに、トム・クルーズ本人が演じたシーンも多いのも事実。

つまり、彼自身の自己研鑽もなければ、実現できていないのです。

日本映画でも、アクションムービーがあるものの、どうしても、質が落ちてしまいます。

アクション俳優という存在が少ないのも事実ですが、俳優の力量の違いを感じます。

また、映像技術としての違いも出ているとしたら、かけているコスト(予算)の違いと言われてしまうとそれまでです。

日本映画は、テレビシリーズからスピンオフして「劇場版」とすることが多いですが、本来なら、2時間ドラマで済むような設定やスケールのものも見受けられます。

とすると、役者でも、技術でもなく、コストも違うだけない、何かがあるのではないでしょうか。

私は、映画館で見せる意味を深く理解しているのかどうか、に尽きると考えます。

多作になると質が落ちるという問題ともいえますが、企画準備から映像の加工・編集まで、拘って、じっくりと作り込むことに時間と熱意、労力をかけられるものが少ないのが、日本映画の弱点なのかもしれません。

トム・クルーズは来日できず!アメリカ映画界のストライキ問題

今まで、日本の公開時期には、来日して映画の宣伝活動を行ってきた、トム・クルーズが、今回、来日できませんでした。

43年ぶりのストライキの目的は、俳優たちを守るという事にあります。

16万人にものぼる俳優が参加している彼らの訴えは、「動画配信」と「生成AI」に向けての話だと言います。

動画配信の利益が俳優たちに分配されず、生成AIによって、自分たちの仕事が奪われるかもしれない不安に立ち向かっているとのこと。

生身の俳優たちは、スクリーンや舞台など、人に見せる演技のために、自分を磨き続けています。

だからこそ、認められるべき権利があるのは間違いありません。

もちろん、トム・クルーズは、スーパースターですからセレブな生活を送れるだけの報酬は得ているでしょうし、自らアクションを演じているので、生成AIは関係ないはずです。

もし、彼がこの世からさった後にも、彼の素材を使った生成AIでシリーズを継続することができるとすると、この問題の根深さを感じます。

人が演じるエンタメとは何なのか?どんな価値があるのか?という根本的な命題が浮かび上がります。

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『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で残る謎や展開は次回作へ

2時間半を超える、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、あくまで前編、前段階と設計されているそうです。

確かに、登場人物が多くて、周りが敵だらけというのはわかりますが、人物や組織の相関図が、すんなりと理解できたとは言えず、モヤモヤ感が残る作品となっています。

今後、彼の過去も含めた全てを回収するようなストーリー展開が待ち受けていることを想像すると、超大作の冒頭を見たに過ぎない段階でしょう。

映画の冒頭のシーンについては、どのようなラストシーンと紐づくのか、考えてみるだけで、胸が躍りますね。

スパイ映画として、「007シリーズ」と双璧として世界に認められた「ミッション・インポッシブル」の最新作は、見る人を惹きつけて、ワクワクドキドキさせるのは間違いありません。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』が楽しみでなりません。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。