好きなことだけで生きる!ホリエモンはHIUを押しすぎ?

本屋に行くと、ホリエモン本『好きなことだけで生きていく』が目に飛び込んできた!

堀江貴文『好きなことだけで生きていく』は気持ちを楽にしてくれるけど、HIUをプッシュしすぎかな

すっかり表紙の写真を雑誌モデルのように飾ることがホリエモン本の特徴になったと思いませんか?

久々に、ゆっくりと本屋を見て回りました。

私も、本をすっかり購入するなら、Amazon派になって、利便性重視になっているのですが、どうしても、自分の読む本の傾向に偏りが出てしまい、意外性な出会いを失っているような気がしていました。

すると、私の目の前に飛び込んできたのは、堀江貴文(ホリエモン)本でした。

疑問は残る!好きなことだけで生きていけるのか?

ホリエモンこと、堀江貴文さんは、最近も、話題性に溢れる方で、オンラインサロンの堀江貴文イノベーション大学校(HIU)を前面に推しているという話を耳にしていたので、彼の考えを改めて知る為に、『好きなことだけで生きていく。』を選びました。

確かに、月額10,800円のDMMのオンラインサロンの内容を見る限り、積極的に参加していくタイプの人間であれば、新しい体験ができるのは見込めます。
私自身がリアルで参加していないので、わかりかねるところがありますが。

古い世代の価値観として、仕事は好きなことではないが割り切って、生活の為に働くというスタイルを否定しています。

元は、ライブドアで2000人以上の従業員の経営者であった彼が、組織よりも、個人で好きなプロジェクトに参加していく生き方を提唱しています。

彼自身が、嫌なこと、面倒なことは省いて、やりたいことだけに好き勝手に生きているように見えるので、古い世代や、今までの常識に縛られている側からは、批判の対象になりがち。

確かに、組織の論理に従っても、「忖度」させられて、最後は世の中の批判を浴びるケースは官僚も、企業に所属して働く従業員も、本当の意味で楽しんでいない。

無理矢理、社内副業を義務にするとニュースになった大手商社丸紅の例を見ても不自然さしか感じない。

嫌々、我慢をしながら長時間働いたり、仕事へのプレッシャーや職場の人間関係という煩わしさに追われた結果、精神疾患として鬱病を発症したり、自殺する人が後を絶たない。

彼らは、好きなことではないことに時間を使いすぎて、疲弊してしまった。

では、ホリエモンが伝えるように好きなことだけをして生きていけるのだろうか。

現実問題として、ここで誰もが、行動を躊躇する側が多い。

突き抜けた側として、フリーランスなど含めて自由に生きる・働く人たちを羨む部分はあっても、違和感が残っている状態。

現状の我慢か、好きなことを自由にやるか、この2択を迫りすぎなのではないだろうか。

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2択ではなく、第3の道として、「サードプレイス」を提唱します!

私は、好きなことだけして生きるのは理想としてはわかるし、惹かれています。

ただし、普通の人間なので、その極端さに恐怖感が残るのです。

だったら、少し好きなことをやってみよう。中途半端だとホリエモンに言われるかもしれないけど、何も行動をしないよりは、ほんの一歩だけでも踏み出せるだけで、大きな違いなのだから。

月面着陸したアポロ11号のアームストロング船長の名言が頭の中に浮かびました。

「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」

一歩目の行動への勇気を踏み出せない人が、山ほどいるという現実を飛び越えるのは無理がある。ホリエモン自身も著書の中で、行動ができない個人の背中を押すのに、プッシュしていることを語っている。

最初の好きなことへの一歩は、スモールスタートなもので構わない。

日々、同僚や気心の知れた友人、家族とだけ過ごすのではなく、初めてのこと、やってみたい夢、知らない世界に一歩だけ踏み出してみる。

良く知らない人とゆるやかな繋がりの交流をしながら、ヒントをもらったり、背中を押してもらえればいい。(GIVEしてもらう感覚)

もちろん、自分が押してもらえた分をその相手、もしくは、他の人に返してみましょう。(GIVEするのは些細なことで構わない)

私は、あなたのサードプレイスはこれにしろ!と指示したり、強要はしません。

失敗するかもしれない、面白くないかもしれない、ただ、やってみたいと思うなら、まずは、試しにやってみればいい。(試着や、トライアルのサンプルをもらうようなイメージ)

そこで、楽しい、面白いと引き込まれるならば、もっともっと、掘り下げていけばいい。

1人でできないことならば、仲間を募ればいい。最初は2人だって構わない。

大成功なんてしないかもしれない。ただ、一歩踏み出せたことで、自己評価も変わるし、周りが、あなたを見る目も変わる。

好きなことを見つけて、少しだけやってみる。

楽しければ、時間を忘れて没頭できます。

さらに、時間が必要ならば、無駄に浪費していることをやめて、仕事や家族との時間のバランスを見直していきます。

こうやって、職場・仕事でもなく、家庭・家族でもない、サードプレイスとして第3の場所・空間などを伴うコミュニティを作り上げていきましょう。

サードプレイスの選択は、副業、学び、趣味、何でも構いませんので、デビューする分野には本気でチャレンジしてみましょう。

ホリエモンが面白い人物だからこそ、周りに新しい人が絡み化学変化を生んでいる

堀江貴文イノベーション大学校(HIU)に参加する個人はどんな変化を生んでいるのか、私はリアルには知りません。

斬新なアイデア、企画に対して、ファーストペンギンのように飛び込んでいくことで、参加者同士が仲間になったり、ホリエモン人脈からヒントやチャンスが生まれているのだと推測します。

このHIUがなければ、交わることがなかった個人同士をつないだのは、堀江貴文氏の生き方、展開力があってこそ。会員になって、月額10,800円という、いまどきの携帯料金よりも高いコストを支払っても得られる価値はあるのかもしれません。

最近、影響力のある著名人(インフルエンサー)が展開するオンラインサロンというコミュニティは、地域と年齢、オンライン・オフラインも絡みながら、ゆるやかなつながりを見事に演出していると感じます。

参加者が楽しむという立場を越えて、どれだけスピンオフできるのかが、本来の肝だと思います。いつまでも、参加することに意義があるというお客さんのままだと、ファンクラブと変わらないでしょうから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。