『考えたら負け』堀江貴文(著)は一読して実践するヒントが詰まってる

たくさんのアウトプットをしていれば、集めて整理し直す、キュレーションされた情報は、目新しさがない、面白くないという声があります。

一方で大量の情報をピックアップして再構成されるとわかりやすくなります。

今回、ホリエモンこと、堀江貴文さんの『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 』を読んでみました。

今まで、彼の主張や言葉が尖っているようで、今回の1冊は違うと感じました。

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実は、そんなにとんでもないことは言ってない!とにかく行動しろ!

堀江貴文さんの本は、今まで何冊も読んできて、このブログでも紹介してきました。

ルックスが似てるとはいえ、アピールの仕方が独特で、場合によっては良識派を小馬鹿にしているという批判を受けて、アンチも多い彼が、なぜ、書籍を出し続けているのでしょうか。

もちろん、必ず表紙に自分の画像を入れて、インパクトを与えて、尖った表現やメッセージによって、炎上することを恐れない姿勢で目立っていることは事実。

ただ、冷静に考えてみると、彼の今までの著書や発言の中で、大きく社会悪になったことはありません。(もちろん、過去、逮捕されて、刑に服していたことは変えられない事実ですが、どこまで、彼自身が意図的に行ったのかはわかりません)

結局のところ、堀江さんは、「今すぐ行動しろ」という基本はブレていないのです。

考えて悩む暇なんてない、やれ!というスタンスは、普遍なホリエモン

堀江貴文さんは、東大中退をしているぐらいだから、当然ながら頭がいい。

在学中に起業をして、そのままビジネスの一線で戦い、社会に一石を投じて、ライブドアという会社のトップとして、世間を騒がせてきました。

結果として、既存の概念、組織、団体などからは嫌われる存在になったものの、常識を疑い、自分で正しい情報を探して、それらを自分発の各メディア(メルマガ、オンラインサロン、YouTube、書籍など)で発信を続けてきました。

タイトルやフレーズの一部が挑発的に受け取られてしまい、ネットニュースなどに取り上げられると、異端児扱いを受けています。

考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言 』は、今まで、彼自身が考えて、アウトプットしてきた内容を集めて、並べ替えしているものを読み込むと、難しいことや特別なことは言っていないと気付かされます。

とにかく、今に集中して、スピードを持って行動をすればいい、というスタンスしか伝えていないし、無駄なことに悩むなんて辞めてしまえというポイントも従来通りなのです。

彼は家も車も持たない、所有意識を捨てて自由に生きている

ホリエモン=拝金主義(金儲け至上主義)者のようなイメージが根強いはずです。

過去の言動や態度などから、そのように受け取られるものの、彼自身、家も持たず、車も持たない、家族も持たないという状態をキープしています。

日本人のステータスである、安心できるモノを所有するという意識を投げ捨てています。

彼を拝金主義と言うならば、日本人のお金持ちが国外(主に、シンガポール)に脱出して、高額な税金を逃れて暮らしている人たちのことを指すべきでしょう。

彼は、批判・非難を受けても、自らの信じることにお金を使い、ロケットを打ち上げたり、予防医学にエネルギーを注いだり、和牛レストランで勝負したり、と言う事業に関わっています。

それだけに、今だに、自分の考えを意味もなく否定してくる、ツイートに対して、マジレスをすることがあります。

「僕だって、何でもかんでも言われたら腹が立ちますから。バカを相手にしていても」

などの発言をしている通り、鉄壁のメンタルを持つと言われる堀江さんでも、世間は彼にダイレクトに、根拠のない批判・非難を行っています。

間違いなく、自分で新しく、正しい情報を探し、学び続けて、アウトプットして、既成概念に対してNOと強く言い続ける姿勢を崩さないのは立派だと認めるしかありません。

常識や多数に流されて、一時的な安心を得ても仕方ない

私自身も、周りの常識や慣例などに押し込まれて、苦しんだ場面は何度もあります。

堀江さんほど、根拠のあるロジカルモンスターではないので、エモーショナルな部分、直感で正しいと思うことに対しては、容赦しない場面がありました。

「あなたのやり方では失敗する。なぜなら・・・」

相手を論破してしまい、嫌われたことは一度や二度ではありません。

明らかに見えている未来の姿に対して、私は全力で軌道修正をして、自分がやろうとすることに真剣に向き合います。

仲間や世の中の風潮と合わないことで、失敗もしてきました。

圧倒的多数の前で、自らが負けてしまい、心が折れそうになったこともあります。

ただ、人の言いなり、世間の常識と呼ばれる考え方に従って、失敗やミスをしても、当事者なのに、他人事のようになるのは許せなかったのです。

日本では、「責任」と言う言葉を頻繁に使うリーダーが、全く責任を取らないという、皮肉な事実が横たわっています。

長時間労働じゃなくて、長期間労働の時代という堀江さんの主張を見ていると、間違っているなんて誰もいないはずです。

それだけに、周りに流されずに、空気が読めないと言われても、自分の考えや思いを押し通す強さを持って生きる姿には、共感を抱きます。

思い悩んでも意味がない!とにかく一歩前に出る!動いた失敗なら次がある

人生って、どうしても、目の前のことに悩み、過去を悔いて、未来に不安を感じてしまうもの。

堂々巡りで思い悩んでも、何の答えも出ないことに、意識も時間も奪われすぎています。

とにかく一歩前に出て、好きなことに夢中になって、失敗なんか気にしないで、どんどんやっている人こそが、成功や生き生きした楽しい人生を歩んでいるのではないでしょうか。

全く考えないのは負けですが、考えただけで何もしないというのも負けなんだと意識して、1日に何個アクティブに行動を起こせるのか。

無駄なことを切り離して、目の前のことに集中できるのか、ここを大事にするためにも、袋小路にハマって苦しんでいるような方には、堀江さんの本は読んでいただき、刺激を受けて、行動を起こしてほしいと願っています。(全ての主張に同意できなくても構わないので、信者である必要はないのですから)

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。